収録作品は以下の通りで本編17分となる。
1) COPPELION vol.1 (リニアPCM 2ch 48kHz/24bit)
2) 009RE:CYBORG (リニアPCM 5.1ch 48kHz/24bit)
3) SHORT PEACE (ドルビーTrueHD 5.1ch 96kHz/24bit)
4) 藁の盾 (DTS-HD MA 5.1ch 48kHz/24bit)
「コッペリオン」は3.11以前に原作漫画の内容について知る機会があったが、まさかこのご時世にTVアニメ化されるとは思わなかった。もっとも首都東京が何で汚染されて廃墟になったのかはドラマ中ではまったく語られておらず映像からヒントを得るしかない演出だ。冒頭の自然描写は綺麗だが、これ以降元の映像が少し褪せた色設定をしているのでMGVC効果が出にくい様に感じる。他の3作品が劇場作で音数が豊かで聴き応えがあるだけにTV版の2chは寂しい。
パナソニックのMGVCのデモでお馴染みの「009」はジェット機が右後方から左前に飛行するシーンがありサラウンドデモとしても使えそうだ。空中戦のシーンでも青空のバンディングノイズが気にならないのは流石。高画質だけど色の美しさを見せるシーンがないのが残念だ。キャラクターの動きがちょっとぎこちなく感じたが観ている内に気にならなくなるだろう。
「ショート・ピース」は「九十九」でサラウンド感と色鮮やかさが楽しむことが出来る。「GAMBO」のざらつき感と輪郭に付けられたノイズはフィルムグレインノイズをシミュレートしているのだろうか?これ以外の3作品は確かに高画質と思うだけの絵を見せてくれる。
「藁の盾」は唯一の実写作品で人肌の血色や血の赤のリアリティを感じさ、色乗りも良く画に力がある。この作品が一番上手な予告編となっており話の続きが気になってしまう。(笑)
まったく平日夜にこんなBD観てしまうとブログアップを忘れて引き続き映画を観たくなってしまうので危険過ぎる。(笑)
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