12回予定の「aVACホームシアター大商談会2013ウインター」詳細レポートの第6回目は「11/23(土) 14:30〜15:25 ROOM8:PIONEER SC-LX87」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はパイオニアのAVアンプSC-LX87、BDプレーヤーBDP-LX55、スピーカーS-3EX×6本、センターS-8EX、サブウーファーS-W1EXによる7.1ch構成だ。プロジェクターはJVC DLA-X75RとOS社140インチスクリーンを使用していた。スピーカースタンドCP-7EXの両足の空間に吸音用のクッションらしきものが詰められていた。後で自宅でも試してみよう。
カスタムメイドES9011Sが誕生した経緯は、ESSテクノロジー社副社長ロバート・ウォン氏がパイオニアAVアンプのユーザーだったことが切っ掛けだった。ES9016Sは7.1ch用で9.1chアンプにはあと2ch分不足していると話したところ特別に2ch専用の作ってくれたそうだ。
視聴ソフトは次の8本だ。
1) BD-A『ヴィヴァルディ:四季』より「冬(192kHz/24bit)」
2) BD『青少年のための管弦楽入門/サンフランシスコ交響楽団』
3) BD『Hit Man: David Foster & Friends』より「26. アイ・ハヴ・ナッシング/アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー /シャリース」
4) BD『オズ はじまりの戦い』より竜巻のシーン
5) BD『007/スカイフォール』
6) BD『フォーリング・イン・ビトウィーン・ライヴ/TOTO』
7) BD『ダークナイト ライジング』
8) BD『レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート』
ESSテクノロジー社製「SABRE32 Ultra DAC」採用による音質向上を確認して欲しいと最初に音楽ソフト3枚をかけた。ハイレゾBD-Aを聴けるのは願ったり叶ったりだ。ハイレゾ音源のレンジの広さと情報量の多さをしっかりと聴かせてくれた。
「オートフェイズコントロールプラス」の効果確認に、007で映画では低音の遅れが無いことを見せ、TOTOライヴでは6ミリ秒の遅れを自動的に補正することを説明してくれた。解析にちょっと時間は掛かるが自動的にやってくれるのだからこれは便利だ。
DACが変わったことによる音の違いを聴き分けようと思ったが、LX86の音は細かな点まで覚えていないし視聴ソフトも違うのだから難しい。(汗)
しかもSC-LX85の試聴会で味わった様な驚きがないので「買い替えたい」という物欲が湧いてこない。その時のシステム構成はスピーカーS-1EX、プレーヤーBDP-LX91と今回より高価な機器を使っていたことが有利に働いていたのだろう。
こうして幾つも最新AVアンプを視聴しても、自宅でまだまだ聴いていられるLX90は伊達に5年前のフラグシップモデルではなかったということだ。(笑)
イベント終了後に担当者にHDMI2.0の対応状況を質問してみた。
Q1:BZT9600からHDMI2.0信号を通した時4Kパススルーは動作しますか。
A1:HDMI1.4対応なので受け付けません。
パススルーと言っても実装時の規格にない信号は通してくれないという当然の結果だった。これでは将来HDMI2.0搭載のBDプレーヤーを購入して4Kプロジェクターに4Kアプコン映像を映すことが出来ないので不便だ。今も3D BDソフトを観る度にケーブルを差し換えているだけに勘弁してほしい。途端に購入意欲が失せてしまった。(苦笑)
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