新製品3モデルの共通仕様は以下の通り。
1) a new D-ILA device and a new wire grid polarizer a light output of 1,300 lumens
2) a user-selectable Intelligent Lens Aperture
3) 4K e-shift3、4K signal input (60P) so that now both 4K and 2K sources can be displayed as 3840 x 2160 images.
4) a new Multiple Pixel Control (MPC) processor with eight-band detection
5) Clear Motion Drive (CMD 3)
やっと4K信号入力に可能となりe-shift3とMPCが4K信号に対応した。ただし文面からではHDMI 2.0対応が10.2Gbpsなのか18Gbpsかは分からない。
クリア・モーション・ドライブ3となって残像感も減少しているだろう。映像素子とワイヤーグリッドの改良で現行の1,200ルーメンから1,300に向上している。地道に機能向上させていると思える内容だ。
気になるのはインテリジェント・レンズ・アパチャーという新機能で、ダイナミックコントラストを10倍にする性能があるようだ。他社のオートアイリス機能との違いに注目だ。ネイティブコントラストの優秀さを売りにしていたJVCもついにカタログスペック数字競争の軍門に下ってしまった。(苦笑)
個々の3モデルの違いを見てみよう。現行のX95R/X75R/X55Rの後継機となるので位置付けも分かり易い。
1. DLA-X900R
1) native contrast ratios 150,000:1 1,500,000:1 dynamic contrast ratio
2) Adobe RGB picture mode
3) two pairs of PK-AG3 RF 3D glasses and a PK-EM2 3D Signal Emitter.
4) $11,999(日本円で約118万) a three-year warranty
2. DLA-X700R
1) native contrast ratios 120,000:1 dynamic contrast ratio of 1,200,000:1
2) Adobe RGB picture mode
3) $7,999(日本円で約78万) a two-year warranty
3. DLA-X500R
1) native contrast ratios 60,000:1 dynamic contrast ratio of 600,000:1
2) $4,999(日本円で約49万) a two-year warranty
X900Rが日本でも118万円だとしたらソニーは対抗でVPL-VW600ESの日本価格を120万円台に近づけてくるかもしれない。一方VPL-HW55ESの予想価格40万円に対しもう10万頑張ればX500Rの4Kが見られると言うのも巧みな価格設定だ。X700Rはライバル不在の価格帯なのでJVCにとって一番美味しいモデルだろう。(笑)
なおthe DLA-X35, remain in the line for 2014とあるのでFHDモデルも残る。日本ではX30が2年続投したので今年はX35にバトンタッチするかもしれない。噂のリアル4KモデルはHDMI 2.0(18Gbps)搭載までお預けなのだろうか?
VPL-VW600ES のHDMI 2.0は10.2Gbpsなので148万払うのであれば後悔しないよう18Gbps対応モデルまで待ちたいところだ。一方VPL-VW1100ESクラスになれば2年間は現行商品だろうし、またアップデートサービスがあるかもしれないが、私のMPが無い。(汗)
今4Kの解像感を楽しもうと思うとX500Rのコストパフォーマンスの高さが際立つ。あとはHDMI 2.0対応の詳細が気になる。
【関連リンク】
『New JVC Projector Line』
http://newsroom.jvc.com/news-blog/new-jvc-projector-line-boasts-industrys-highest-native-and-dynamic-contrast/#more-2691
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