実写サンプルは9/10(火)以降の『映画館のある家フェア2013 in JVCプロジェクター特別商談会』、『OLYMPUS Photo Festa 2013 新製品体感フェア2013』や『東京ゲームショウ2013』の記事に添付した写真を見ていただければ幸いだ。『映画館…』やTGSといった暗い会場でここまで撮れれば記録用としては、まあ満足できる。ただしISO 800以上は絶対等倍で「見ちゃダメだ。見ちゃダメだ」。(笑)
1.シャッターボタン
TGSから帰宅して撮った写真を見ていると記憶にない写真が数枚撮れていた。どうやらカメラの電源を切ろうとして誤ってシャッターボタンを押していたらしい。慣れの問題もあるが、シャッターとON/OFFボタンが同じ丸ボタンで隣同士なこととシャッターの高さが低いことに原因がある。しかも右側にあるモードダイヤルが特に似たような高さと大きさなのでつい押したくなる。(笑) Power Shot G7では起きなかったことなので使い勝手としてはマイナスだ。
2. 赤目軽減発光
もう1種類意図しない写真が撮れていた。頭が切れた構図になっているものだ。シャッターを押して液晶が暗転したのを確認してからカメラを下げているのだが、それが速すぎるのが原因だ。シャッタースピードが遅くなっているのかと思ってプロパティを見ても「露出時間:1/60秒」、「ISO速度:ISO-200」と問題ない速さだ。
真犯人は「フラッシュモード:フラッシュ赤目軽減」だった。予備発光の後にフラッシュ本発光を行うのでタイムラグが発生するのは仕方ないが、そうであれば本発光後に液晶モニターが暗転して欲しい。これを書きながら確認テストをしたが、取扱説明書P27に書いてある通りXZ-10は予備と本発光の間隔が約1秒と長過ぎる。そして予備発光で暗転するものだからついカメラを下げてしまうのだ。
ちなみにG7の赤目緩和機能は同時かと思う位連続してフラッシュが発光する。今までキヤノンで撮影に失敗したことないのはこのお陰かと初めて気付いた。テンポが自分と合わないと言うのは撮影していて非常に苦痛で、その為XZ-10に対する私の評価が暴落してしまった。私はとってはXZ-10の「フラッシュ赤目軽減」は使いものにならない!
3.逆光時露出
逆光時の露出もXZ-10は信用出来ないと思った。「ESP測光」で「AF顔優先ON」で撮影しても人物が暗めに写っている。十分明るいのでフラッシュ発光するとは思っていなかったので「赤目軽減発光」のままにしておいたら突然発光するので驚かされる。これで顔が明るく撮れていれば問題ないのだが、時に被写体が白く飛んでいたりして撮影結果にムラがある。
キヤノンG7の露出は信頼出来ただけにこの結果にはガッカリしてしまった。撮影者が撮影環境の光量を見てフラッシュは発光禁止にしておいた方が良い結果が得られそうだ。
まあ各社のカメラにはそれぞれ癖はあるので理解して使いこなせば良いのだろうが、OLYMPUS PEN mini E-PM2 レンズキットの最安値が2.8万円と知り、こちらを買えば良かったと後悔したのも事実だ。(苦笑)
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