チュートリアルで選ぶメニューを矢印で示してくれる上に、選べないものにはバツ印が付いているので迷うことは無い。『クリスタル・ディフェンダーズ』が見習って欲しい位の親切丁寧さだ。
プレイしてタイトルの”ケリ”とは”蹴り”のことで、姫が部下を蹴って敵モンスターの所まで飛ばして攻撃するアクションRPGということが分かった。(笑)
パズドラではモンスター育成RPGとパズルゲームの相性の良さに感心して、既存の2種類のゲームのコラボというアイディアにオリジナリティを感じた。だが『ケリ姫スイーツ』は『Angry Birds』にアクションRPGという衣を被せて小難しくしたゲームという気がするだけで、オリジナリティを感じない。それだけ『アングリーバード』というゲームの独創性が光っているのだろう。
ゲームとしてはグラフィックが美しく良く動きゲーム専用機のタイトルかと思うような作り込み具合だ。その分ロード時間が掛かるのがマイナス点ではある。王冠を消していく点やドーナツを食べてキャラクターが巨大化するのは『マリオブラザーズ』を彷彿とさせる。(笑)
フレンドの助っ人として呼んだり呼ばれたりするとフレンドチケットが得られてフレンドスロットが廻せるのはパズドラと同じ。レアガチャを廻したりゲームオーバー時のコンティニューにプレミアムチケットを使ったりするのも同様だ。
しかしスタミナと言う概念がないので回復による課金が期待出来ないシステムになっているのには驚いた。パズドラより無課金で遊び易くなっているようだ。止め時がないだけにハマると危険なゲームだ。(汗)
装備経験値がMAXになっていると経験値がもらえないという仕様やドロップするアイテムの種類の多さ、メンバーのレベルアップ等覚えてやらなければならないことが多く面倒に感じる。アクション部分とこれらの育成システムの操作性の違いがゲームの流れを悪くしている感じだ。
目的のケリ姫は「パズドラコラボダンジョン」をクリアすれば手に入ると言うことだがダンジョンに入れるのはLv.17から。仕方ないのでせっせと「ドーナツ草原」をクリアして経験値を稼いでいき2時間強遊び続けてやっとLv.17になった。
「パズドラダンジョン」に登場する敵はメタルドラゴン、キングメタルドラゴン、キングゴールドドラゴン、ミスリット、ダブミスリット達。これらのモンスターが動き攻撃してくるシーンはパズドラファンなら必見だ。1度ゲームオーバーになったが、やり直して1面クリア。この点はコインで挑戦出来るので助かる。
こうして結構な時間を掛けて手に入れた「No.500:ケリ姫」だが「No.821:恋するアン・パント・ケットバス」まで進化させれば「敵1体に自分の攻撃力×100倍の光属性攻撃」という11万のダメージソースになるのだから無課金プレーヤーが彼女を育てても損はない。
色々書いたが『ケリ姫スイーツ』はゲームとしてはなかなか面白い。だがこれ以上ゲームをプレイする時間は取れないのでこれで放置プレイすることになるだろう。(笑)
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