ソング・トゥ・ソウルで映画の脚本家と企画者がスティーヴン・キングの原題「ザ・ボディ」ではホラーと勘違いされてしまう恐れがあると語り、ベン・E・キングのスタンド・バイ・ミーをテーマ曲として採用しタイトルとして使った経緯が明らかになる。確かに原題のままではここまで愛される映画にはならなかった気がする。
少年4人が主役の映画なのに女性の人気も高いこの作品。リヴァー・フェニックスが15歳の時に出演していたからで、リヴァーが23歳で急逝したと知って観ると一層この作品がほろ苦くなる。そうとは知らず初めてこの映画を観た時の感想は「面倒くさい連中だなー」だった。(汗) ごく普通の家庭に育った自分には家庭の事情に悩んでいる4人は別世界の友達に思えた訳だ。(苦笑)
この映画のクライマックスの1つに鉄橋のシーンがある。このシーンを見ると思い出すのは子供の時の度胸試しだ。友達の家の近所に小さな川がありそこに短い鉄道の陸橋があった。川辺に下りてその陸橋にぶら下がり車両の通過が終わるまで我慢していられるかを競ったのだ。まあ今思えば大した危険も無くただ煩いだけの冒険だが、その時は結構勇気のいる試練だったと記憶している。(笑) この少年たちのささやかな冒険も同級生女子が先生に告げ口したことで終わったのだった。(苦笑)
さあ子供の時の夏休みを思い出すためにディスクをトレイに乗せてはいかがだろうか?
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