7月発売のオールデジタルプリアンプ・プロセッサAVP-18は税込価格13.2万円だからセットで38.8万となる。比較対象は2011年9月発売のONKYO AVコントロールセンターPR-SC5509(B)26.3万円+9chパワーアンプPA-MC5501(B)21万円のセット47.3万円と2010年10月発売のMarantz AVプリアンプAV7005 20万円+5chパワーアンプMM7055 13.7万円+2chパワーアンプMM7025 8.4万円のセット42.1万円だろうか。
両社のAVセパレートアンプは発売から2年以上経っているので価格comで調べて見るとオンキヨーは33万円、マランツは25万円から購入出来るようだ。パワーアンプはともかくAVプリの機能の進化は早いので、正直この価格でもお買い得とは言い辛い。この予算で今年の一体型AVアンプの新製品を買った方が、音質はともかく機能の豊富さでは満足出来そうだ。(汗)
久々のセパレートAVアンプの新製品AVP-18+MCA-20は注目されるだろう。AVP-18はHDオーディオデコーディングに特化しており流行のネットワークオーディオやハイレゾ音源再生機能が無い為、HDMIのバージョンアップやBD音声フォーマット、サラウンドフォーマットの追加が無い限り陳腐化せずに済みそうだ。
MCA-20はReference V3 シリーズ由来の技術で278W×8ch(4Ω)とハイパワーのデジタルパワーアンプだ。重量も9.7kgと写真で見るより意外と物量が投入されているようだ。端子類に高級感がないのは残念だが実用性重視は米国のメーカー的だ。
ニューフォースのパワーアンプが初めて日本で発売された時、その音の良さが話題になった。と同時に電源の質やケーブルによっては実力が発揮出来ないとも聞いた。そういった使いこなしの難しさは新製品が出る度に改良されたとの話なので、このモデルでは心配する必要はないだろう。
今までニューフォースの音を聴いたことがないので是非AVP-18とMCA-20の組み合わせで視聴してみたい。そう思わせる新製品だ。
【関連リンク】
『NuForce MCA-20』
http://www.nuforce.jp/pdf/MCA-20-ja.pdf
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