出演はマスター:鈴木浩介、店員:野崎萌香、常連客:天野ひろゆき、映画コメンテーター:有村昆の4人にゲストとして声優:日のり子が加わっていた。
日さんは「3Dや映像が凄い作品は吹き替えで観るがそれ以外は原語で観ている。子供が小さい時は一緒にアニメ『ポケモン』『ドラえもん』『しんんちゃん』を見ていた。自分が出演した作品は確認の為見に行くが、映画館に自分の声が響くのを聞くのは何とも言えない。」と語った。
最初に見たアニメ映画は?という質問に鈴木氏は『ドラえもん のび太の宇宙漂流記(1999年)』、天野氏は『宇宙戦艦ヤマト(1977年)』、有村氏は『東映まんがまつり キン肉マン(1984年)』、日さんは『ジャングル大帝(1966年)』と答えた。
鈴木氏のオススメは『紅の豚』で、好きなシーンは 1)「さくらんぼの実る頃」を歌うジーナ 2) 飛行艇修理の女性達 3) 待ち続けるジーナ と紹介した。「さくらんぼの実る頃」の歌詞の一部が劇団研修所時代を思い出させると言う。
有村氏のオススメは『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』で、好きなシーンは 1)時間を巻き戻しキュゥべえを追うほむら と紹介した。友人に強く勧められてTVシリーズを観た所3話からハマった。この5年間で一番やられたアニメ映画で『魔法使いサリー』や『魔法の天使クリィミーマミ』といった魔法少女アニメを点と線で繋ぎリンクさせる話だと熱く語った。
北米60都市で公開され、日経ではグッズを含め全世界で400億円売り上げ国内外を繋ぐ経済圏を創った作品と掲載されたと説明した。
最後にハリウッドが実写化するアニメ映画として『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』『エヴァンゲリヲン』が紹介された。
『movie@home』は20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンが提供する番組で当社が発売するBDを紹介する内容だったのだが、「日本映画」の回からスポンサーが永谷園に変わり色々なジャンルの映画を紹介する番組と変わりつつあるようだ。まさかアニメ映画を取り上げるとは思わなかった。
それにしても有村氏は”魔女”を”悪魔”と言ったり、魔法少女アニメの全てにリンクしていると説明したりと、映画コメンテーターとして『まどマギ』への思い入れの強さが上滑りしている感じがした。私なら「グリム童話は実は残酷なのです。そんなお話です。」と軽く流してほむらの能力に触れないようにすると思いながら見ていた。
日本経済新聞の威光をカサに着る様な説明をしたのはこのキャラクターデザインに照れ臭さを感じているからなのだろうと推測した。私にも心当たりのある行動だ。(苦笑)
最初に見たアニメ映画が何か記憶を辿ってみたがどうも思い出せない。『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』でガイラが人間を食べて衣服を吐き出すシーンが怖かったことだけは覚えているので、もしかして同時上映の『ジャングル大帝』を観たのだろうか?(冷汗)
『紅の豚』は格好を付けた大の男たちが最後に大喧嘩して逃げた話といった印象しか残っておらず、中途半端な話の終わり方に面白さが分からなかった。こうして紹介されると、今一度観直してみて「カッコイイとは、こういうことさ。」を理解してみようという気になる。
今週日曜放送の「#38 私のオススメ アニメ映画SP!(後編)」も楽しみだ。
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