2. 12:30〜13:00 「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」ステージ
出演は橘田いずみ(黒木智子役)、大沼心監督、伊藤誠プロデューサーの3名。「もんにちはー」という挨拶でステージが始まり司会進行を橘田さんが担当した。
Q:「アニメ化のきっかけは?」
大沼監督は海外の4chanで人気と聞いていたが読んだことは無かった。監督依頼の話があり初めて読んだら高校生の時の自分に重なり共感するところが多く引き受けることにしたと語った。伊藤プロは読者で人気作品と知っていた。喪女という異色のヒロインなのでアニメ化したら面白いだろうと考えたと言う。
Q:「オーディションでの橘田の演技はどうでしたか?」
大沼監督は、器用な声優さんと思ったと答え、伊藤プロはゲロシーンもうまかったと高く評価した。橘田さんは”もこっち”はまるで昔の自分の様で演じるのに苦労していないと語った。
伊藤プロは番組宣伝用ビデオを制作した時、名演技のゲロシーンを入れたら社内で問題になり残念ながらカットしたと言う裏話を披露した。
Q:「橘田が選んだ名シーンベスト3を教えてください。」
橘田さんは次の3シーンを選びスクリーンに上映された。
1) 智子が人と会話するのに苦労するシーン3パターン
2)友達を励まして元気づけたら彼女の心配の原因が彼氏との喧嘩と知りショックを受けるシーン
3)ゲームセンターで音楽ゲームに本気を出しパーフェクト出したシーン
会話シーン3つは橘田さんの要望を聞いて大沼監督が作ったとのこと。音ゲーのシーンは当初もっとシンプルなものだったが、橘田さんの熱演を聞いて、それを生かそうと監督が作り込んだそうだ。
Q:「今後の見所は何ですか?」
既に全12話のアフレコは終了しておりネタバレにならない範囲で今後の見所が語られた。原作の握手の話をアニメ化した7話に期待して欲しいとのことだ。伊藤プロが「このネタを本当に使っていいのか?」と思うことがあると漏らせば大沼監督が「パクリやパロディやオマージュではなくオリジナルです!」と強調して笑いを取っていた。
橘田さんが「大沼監督の演技指導で例えが分かり難い」と白状すると、大沼監督は「この前のアメリカンが入ったレイザーラモンHGのように」との要望に応えてくれたじゃないですか、と言う。橘田さんは「自分ではあの演技で良かったとは思っていません」と苦笑していた。「フォー」の台詞に注目とのことだ。
今後登場する”きーちゃん”は某大物声優さんに演じることになったとのことだが、まだ秘密とのことで明らかにされなかった。
ねんどろいど黒木智子が発売予定とのことで灰色の原型が出てきたが、橘田さんは「これは存在感のないモブもこっちみたいだからこの色でも発売出来ます」と提案していた。関連商品の紹介で「DVDが売れないのはないのはどう考えてもお前らが悪い!」「二期が作られないのはどう考えてもお前らが悪い!」とタイトルをもじった販促活動を行った。(笑)
最後にお別れの挨拶を決めようと2つ提案されたが、他でも使っている(らしい?)挨拶の方が人気ありそれでステージ終了となった。
「ワタモテ」も地デジのみの放送で見られないのだが、運良く「神のみ」の後番組なので一緒にワンセグ録画して見ることが出来る。私の頃は”中二病”という言葉はなかったが、確かに自意識が高まる思春期には結構痛い思い出もあり、変に自意識が強いもこっちの言動は「ありえそう」と思ってしまう。監督が原作を理解しているのだからこのアニメ化は成功間違いなしと思えるステージだった。
橘田さんは司会に慣れていないようで直球ストレートな質問を投げる、話の振りが唐突と監督とプロデューサーは答え難そうだった。逆にこの不器用さがもこっちぽくてずいぶん笑わせてもらった。
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