1. 11:10〜11:30〜11:40 「ファンタジスタドール」ステージ
出演は大橋綾香(鵜野うずめ役)、津田美波(ささら役)の2名。最初大橋さん1人がステージに現れ挨拶の後「このステージを手伝ってくれるドールを呼びましょう」とドール召喚の台詞とアクションを行った。登場した津田さんは「今シュッと言ったよね」とカードを切る擬音を入れたことをツッコんでいた。
大橋さんはうずめの赤いキャラクターTシャツを、津田さんはささらの黄色いキャラクターTシャツを着ていた。大橋さんは「ケチャップの赤に卵の黄色で、オムライスです」と言って何度もこの呼び名を使っていた。
HiBiKi Radio Stationで配信中の「ファンタジスタトーク」に津田さんがゲスト出演した時、3段のトランプタワーを立てる指令が出たそうだが結局2段しか積めなかったので今回は成功させたいと意気込む2人。
指令は「ファンタジスタドール」関連商品、これから発売されるフィギュア等の紹介だ。運ばれてきた原型を指さしながら大橋さんは「これに触って壊したら放送事故になるとスタッフさんに言われました」と明るく言うものだから津田さんが退いていた。(笑)
最後にうずめとささらの会話形式で告知を行ったが、ささらが「マスターはへっぽこですよね」と振ったのに対し、うずめが「へっぽこだけどがんばるから」と認めてしまったことに観客から笑いが起こった。ささらが「買って下さったマスターには何でもします」と言ったことにニコニコ動画のコメントが反応していた。(笑)
ニコニコ動画中継終了後は大橋さんがオープニング曲「今よ!ファンタジスタドール」をソロで歌い、赤と黄色のサイリュームが使われて大いに盛り上がった。
7/10(水)でも取り上げた「ファンタジスタドール」だが、大勢の人が集まり、まだ3話しか放送されていない作品ながら着実にファンを増やしていることが窺われた。ACE2013のステージではまだ人前に出るのに慣れていない感じがした大橋綾香さんだったが、あれから3カ月。危なげなくステージをこなしていて成長の速さに驚いてしまった。
もっともまだアドリブ会話は苦手なようで、うずめとささらの会話では完全に津田さんに頼った会話進行だった。ささらが「へっぽこ」と振ったので、アニメ本編同様うずめが怒るシーンを期待したのに、あっさり認めてしまい皆が拍子抜けしてしまうシーンもあった。(苦笑)
ライブは可愛い振り付けでフルに1曲歌い、楽曲のメロディーや歌詞の印象通りまるでアイドルのステージの様。懐かしい感じがして楽しかった。
さてアニメ「ファンタジスタドール」は「遊戯王」の女の子版で、カードから「プリキュア」を召喚するお話と説明すればイメージし易いだろう。とても一般視聴者向けの設定とは思えず深夜アニメの王道、大きな男の子向けアニメにしか思えない。どこにクリィミーマミやミンキーモモのエッセンスがあるのだろうか?
もっとも谷口悟朗プロデューサーは時代の空気や視聴者のニーズを汲める人だと聞いているので、実はこれが”今”を捉えているのかもしれない。そう思うとうずめが助けるのが人では無くドールで、その過程で本人も成長するという話の構成は、デジタルネイティブ世代の人間関係を現しているように思えてきた。
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