構成はAVアンプRX-A3030+プリメインアンプA-S2000+BDプレーヤーOPPO BDP-105+プロジェクター(不明)+スクリーン(不明)+ELAC 400LINEによる11.2chだ。
試聴&視聴ソフトは次の10枚だ。
1)SACD「J.S.バッハ : カンタータ全集 Vol. 52」より1.第140番「目覚めよとわれらに呼ばわる物見らの声」
2)BD-M「Corigliano/Beethoven/Part Credo」より「ベートーヴェンピアノ・ソナタ テンペスト」
3)SACD「ロッシーニ:序曲集」より「5. 序曲どろぼうかささぎ」
4)BSプレミアム6/10(月)放送「アンドレア・ボチェッリ 〜ポルトフィーノから愛を込めて〜」より「身も心も」
5)「Neil Young Journeys」より「2曲目:Peaceful Valley Blvd」
6)「ジーザス・クライスト=スーパースター スペシャルBOX(初回生産限定)」アリーナ・ツアーより「Jesus Christ Superstar」
7)「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」より「Ch28:飛び魚の襲来」
8)「ダークナイト」より「Ch20:護送車襲撃」
9)BS hi「バイエルン放送響&内田光子」より「ピアノコンチェルト」
10)「レ・ミゼラブル」より「ワン・デイ・モア」から「民衆の歌」まで
麻倉氏からヤマハはAVENTAGE(アベンタージュ)というブランドを成功させた。今年の3モデルはモデルごとに音の傾向が違う。A3030はシャーシが堅牢な作りで音の重心が低いと評していた。
麻倉氏はニールヤングのライヴは低音が充実していて迫力があると紹介したが、なるほどソロの映像から想像するとこの低音は予想外だ。「ライフ・オブ・パイ」は3D映像が楽しいシーンが多い、「ダークナイト」はサラウンドのリファレンスソフトと紹介していた。
最後の視聴盤は『レ・ミゼラブル』でメーカーの話ではBD盤の売れ行きが好調で最終的には40万枚を越えそうだと話してくれた。プリレコーディングされた歌は演技との相乗効果で感情が乗っていて、それをA3030はしっかり表現してくれると語った。
HiViで『女子大生とレ・ミゼラブルを語る』という企画記事があり、どのシーンで泣くかというのが話題になったそうだ。早い人だと”ファンテーヌの死”で、中には”銀の燭台を渡される”シーンで涙する人もいたと言う。ラストシーンでは誰もがハンカチが必要になるとのことだ。
10:20頃ROOM9-2へ行ったら既に待ち行列が出来ており最後尾に着いた。早めに開場し満席となったことで10:25から公演開始となった。改めて麻倉氏の人気を認識した次第だ。
その為端の席しか取れずA3030の音質に関してはESS 32bit DACの効果をしっかり確認出来なかった。もっとも「ジーザス・クライスト=スーパースター」や「レ・ミゼラブル」の歌のシーンではその熱い想いに思わず高揚してしまうほど充実した音を聴かせてくれたことは確かだ。
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