オリジナルアルバムSA-CDと同様クイーン側の要望で一般的なCDケースを採用しているのでCDが取り出し易い。大きなジャケット帯とCDの音匠レーベル仕様はこのシリーズお馴染みだ。
日本だけのボーナストラックとして「グレイテスト・ヒッツ」には「18.手をとりあって」、「VOL.2」には「18.ボーン・トゥ・ラブ・ユー」が収録されているのは嬉しいサービスだ。
音源がCD、DVD-A、SA-CDと3種類揃ったので比較試聴することにした。アルバム「オペラ座の夜」から「グレイテスト・ヒッツ」に収録されているのは「マイ・ベスト・フレンド」と「ボヘミアン・ラプソディー」の2曲となる。
CDは1995年に購入したベスト盤T&Uをカップリングした限定盤だ。クリアな録音でこれだけを聴けば不満に思うことは少ない。ただしハイレゾ音源を聴いた後で聴き直すと情報量不足でスッキリしていて音の線細く感じられる。
次に久しぶりにDVD-Aを聴こうとすると、まずPCM96/24 Stereo音声を選択するのにモニターが必要になるのが不便だ。しかもDVD-A1XVをD端子でSC-LX90に接続しているので[DVR1]に割り当てられている。このことを忘れ[DVD]ボタンを押しても画が出ないと焦ってはリアパネルを確認することになる。(苦笑)
こうして音が出れば一聴して情報量が増え解像度が高いことが分かる。逆にその点が強調されたマスタリングで聴き疲れしそうだ。
最後にSA-CDを聴くと予想以上に音質が異なり驚かされる。音が滑らかでまとまりが良い。それでいてしっかり情報量があり聴き応えがある。届いた当日に聴いた時には解像感が足りなく24bit/96kHzデジタル・マスターをどんな方法でDSD変換したのか気になったが、こうして比較試聴すると納得出来る音質と分かり安心した。
DVD-Aの5.1chの楽しさは変わらないが、大音量で楽しむのであればこのSA-CD SHM仕様のベスト盤は外せないと分かった。生産限定盤なのでUIGY-9532とUIGY-9533を買って大満足だ。
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