13回予定の「2012東京インターナショナルオーディオショウ」【詳細版】レポート第8回は「 11/03(土) 14:05〜14:50 G701:デノン 藤岡誠氏」だ。特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、録音していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
こちらも立ち見エリアも満員で大盛況だ。機器構成はプリメインアンプPMA-2000REとSACDプレーヤーDCD-1650REでDALI EPICON6を鳴らしていた。藤岡氏は「エピコン6は良い。」「1650REのDA変換精度とS/Nが良くなった。」と評価していた。
試聴曲は以下の通り。藤岡氏は「デジタルデータには形が無いのが気に入らない」と全てパッケージメディアを採用していた。
1)「タイトル不明/バッハ」より「トラック8,9(曲目不明)」
2)SACD「ホテルカリフォルニア/イーグルス」より「ホテルカリフォルニア」
3)「スウィート・デイズ オールタイム・ベスト1992-2009/ジャネット・サイデル」より「5. ワンス・アポン・ア・サマータイム」
4)「ハイドン/リヒテル」より「2曲目」(タイトル、曲目不明)
5)ガラスCD「日付けのないカレンダー/森山良子」より「2. 中央線あたり」
6)「11人の名ピアニストによるリスト:ラ・カンパネッラ」より「7. パガニーニ大練習曲S.141第3曲 ラ・カンパネッラ」
7)「パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番ラ・カンパネッラ」より「6. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 作品7≪ラ・カンパネラ≫ 第3楽章: Rondo (Allegretto moderato)」
「オーディオはこのセットで十分だ。」と褒めてハイエンドモデルについては「金が掛かり過ぎる。脱税でもしなければ買えやしない。」と苦言を呈した。「オーディオ愛好者層の新陳代謝を進めなくてはいけない。でも日本はこの20年間貧乏になっているから無理か。」と悲観的なことを言い口の悪さに磨きが掛かっていた。(苦笑)
後の立ち見席から聴いていたので音質については評価出来ないが、「ホテルカリフォルニア」では低音がブーミーだったのが気になった。
【関連リンク】
『<TIAS>デノン、2013年春発売予定のDALI「EPICON8」「EPICON2」を初披露』
http://www.phileweb.com/news/audio/201211/02/12707.html
『2012講演スケジュール』
http://www.iasj.info/data/2012TIAS_EVENT-schedule.pdf
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