うっかり物欲に負けてUSB DACを買ってしまわないよう自分への枷として2012年の現在のPCオーディオに関する私の考えをまとめておこうと思う。
理由1:PCにトラブルがつきもの
昨夜の話の通り仕事でPCのトラブルに悩まされることがある。その上家で音楽を聴こうとしてPCのトラブルに巻き込まれるのは勘弁だ。プレーヤーのトレイにCDを乗せれば良い音が楽しめる。こうでなければ心が休まらない。
理由2:AVアンプで対応するのが合理的
仮にPCオーディオを始めてUSB DAC導入したとする。そのDACがアナログステレオ出力端子しか持っていない場合は、SC-LX90の「192kHzサンプリングレートコンバーター」で再び192kHzに変換されてしまう。ならばAVアンプでハイレゾ音源を扱うのが一番音の鮮度が良い。またAVアンプの音の方が支配的でUSB DACの音の個性が味わえないだろう。
理由3:AVアンプの買い替えを検討中
11/09/15(木)の記事にもしたがSC-LX90の買い替えをここ数年考えている。買い替えれば当然USB DAC機能とネットワークオーディオ機能は搭載しているモデルになるので今USB DACを買うのは二重投資になり無駄になる。
理由4:PCオーディオ再生中のノイズが怖い
色々なオーディオイベントPCオーディオを聴いていると時々音飛びに遭遇する。PCオーディオ用にチューニングしたPCでも完全に防ぐことは難しい。DSD再生でもノイズの問題が取りざたされている。大きな音で再生中に興醒めする程度で済めば良いが、もしスピーカーユニットが故障でもしたら修理代が痛い。
理由5:PCオーディオ専用に新しいPCが必要
今動くPCは2台あるがネット接続必須なのでウイルス対策ソフト導入は当然のこと、PCオーディオ用にチューニングすることは現実的でない。となるともう1台専用に購入する必要がある。その予算があればAVアンプの買い替えやネットワークオーディオプレーヤー購入予算に回したいと思ってしまう。
理由6:PCオーディオは進化中
DSDネイティブ再生が可能になる等PCオーディオの進化はまだまだ止まらない。今急いで導入して新規格に対応していない等で悔しい思いをしたくないのでもう少し規格が落ち着くまで注視していたい。
理由7:キラーソフトがない
結局今すぐ聴いてみたいハイレゾ音源がなければ、こう色々理由を上げて待つことが出来る。現状はCD、SACDやBDでも発売されている音源が殆どなので積極的に導入を考える気持ちになれない。まあSACDとDVD-Aもそんなこと言っていたら欲しいソフトを買い損ねて悔しい思いをしている。DRMフリーのハイレゾ音源が手に入るうちに購入だけはしておいた方が良いかも知れない。(苦笑)
これだけ理由を上げて"AV仕分け"をしておけばUSB DACを衝動買いすることはないだろう。(笑)
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