10/19(金)16:30〜16:55 F6-5:ソニー試聴室 VPL-VW1000ES
担当者から米国のList Priceは$24,999.99に対し日本での168万円という価格は破格の値付けとの発言があった。2007年11月発売のハイエンドモデルVPL-VW200(価格136.5万)に4K対応というプレミアを考慮してこの値付けをしたと言う。確かに為替レート80円で計算すれば198万円が妥当だろう。そう予想していたので昨年価格が発表された時には驚いたものだがこんな営業戦略があったのかと納得した。
試作機では既存のレンズを使っていたがどうしても4Kの解像度を生かし切れていないので途中から新規に「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズの開発を始めた。本来であればもう少し早く発売出来たのだがレンズ完成を待った為発売が2011年12月27日と遅くなったと語っていた。
視聴映像は以下の通り。
1)「ドラゴン・タトゥーの女」からオープニング
2)「ツーリスト」から「パーティの群集」シーンを使い「リアリティクリエーション」機能のオン/オフで効果を確認
3)3D「世界遺産」から「古都京都」
「ドラゴン・タトゥーの女」OPの液体が妖しく流れる様子の艶めかしさに目が釘付けになり、「リアリティクリエーション」機能オンの「ツーリスト」ではまるで自分の視力が良くなった様で詳細な部分まで見えてくる。「新開発4K映像表示用デバイス向けデータベース型超解像LSI」の処理の巧みさに感心する。
「古都京都」では明るく精細な3D映像が観られた。桜の花の立体感も自然だ。BD-ROMとの表示が確認出来たのでBS-TBS「THE世界遺産3D GRAND TOUR」のサイドバイサイド方式ではなくフレームシーケンシャル方式のプロモーションビデオと考えられる。
メーカーデモということで効果が分かり易い作品を選んで上映したと言う点を差し引いても4K映像は魅力的だ。これを観てしまうと次にプロジェクターを買い替える時には4K対応モデルにしたいと思う。KD-84X9000も同じく168万だが本体の大きさと重さを考えるとVPL-VW1000ESの方が導入は楽そうだ。4Kへの対応が強化された次世代HDMI規格発表後の次期モデルが楽しみだ。
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