例年通り満室と大人気で後ろの立ち見エリアで試聴していたので音に関しては詳しく語る資格は無い。(汗) 相変わらず良い音だが2年前に聴いた様な驚きを感じなくなったのが残念だ。
機材はスピーカー:LINN KLIMAX 350(320万pair)、モノラルパワーアンプ:KLIMAX SOLO(140万)×2、プリアンプ:KLIMAX CONTROL SE(140万)、プレーヤー:KLIMAX DS/K(220万)、SONDEK LP12というLINNフラグシップ構成だ。
山之内氏は自宅でDS3台とNAS6台を愛用していると言う。バッファローの技術者からNASやルーターにノイズ対策のテープを貼る様アドバイスをもらい実践していることやLANケーブルは短い方が良いと言う話をしていた。ただしPCオーディオに関しては余りに音が変わる要素が多すぎて謎だと感想を述べていた。
試聴曲は以下の通り。
1)CD「交響曲第7番 3楽章/ベートーベン/指揮カルロス・クライバー」
2)「ピアノ協奏曲第17番 第1楽章/モーツァルト」96kHz/24bit
3)「クラリネット協奏曲 第1楽章/モーツァルト」192kHz/24bit
4)「レット・イット・ブリード/ローリング・ストーンズ」より「2. むなしき愛」
5)「Aja/ スティーリー・ダン」より「2. 彩(エイジャ)」192kHz/24bit FLAC
6)「ホワッツ・ニュー/リンダ・ロンシュタット&ネルソン・リドル・オーケストラ」より「1. What's New」96kHz/24bit
7)「ピアノソタナ/シューベルト」
8)「交響曲第7番 1楽章/ベートーベン/指揮カルロス・クライバー」192kHz/24bit
1曲目と同じ演奏の96kHz/24bit音源を比較試聴しようとしたらコピーし忘れており、曲再生中に探し回った結果1楽章があったので8曲目に再生してケリをつけた。原因は自宅で使用しているNASをそのまま持ってきた為と説明していた。
6曲目も最初に再生したのがCD音源で慌ててハイレゾ音源を再度掛け直していた。英語名のフォルダと日本語名のフォルダでフォーマットの違う同名曲が保存されていたのが原因とのことだ。
ネットワークオーディオを使えばイベントの試聴デモはメディアの交換が不要になり、iPadでプレイリストの順番に再生すれば良く楽になったと言う話を聞いたことがある。だからと言って予行練習をせず本番に臨むと油断大敵ということを実感させられた講演だった。(冷汗)
山之内氏は1972年にLP12が発売されて今年で40周年になると言い、今もアップグレードを続けているように「DSもアップグレードして行く」とアイバー・ティーフェンブルン氏が語ったと言っていた。ティーフェンブルン氏は「音楽は言葉の壁を越えるユニバーサルなものだからDRMフリーであるべきだ」との考えの持ち主とのこと。
今年はメジャーレーベルが次々とハイレゾ音源配信を始めた記念すべき年だがこれはiTunesとLINNが革新を起こした成果だと山之内氏は締めくくった。
視聴曲名はメモしていて4曲目は「ラヴ・イン・レイン」と記録してあったのだが、この記事を書くのに確認したら正しくは「LOVE in VAIN」と判明して思わず自分の空耳に苦笑してしまった。
(曲目不明)となっているのは自分のメモをもとに検索しても該当するミュージシャンや曲名が見つからなかった場合に仕方なくそう書いている。音源仕様も説明がない時は明記していないのでご了承して欲しい。
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