昨年と異なりパイオニアとTADは部屋が分かれて5Fになっているのでフロア案内を見て探してしまった。両社とも座席指定整理券を配っているので早くもらえば良い席で聴くことが出来る。ソニーは入場順番整理券を配布しているのでこちらも良い席は早い者勝ちだ。
11:30〜12:00 F5-9:TAD試聴室 チーフエンジニア:アンドリュー・ジョーンズ氏
通訳しながらの試聴で流れが悪かったのが残念だ。ダイナミックレンジの広い激しい曲が掛かったが、低音の歯切れの良さと力強さにさすがフルテクニカルオーディオデバイセズラボラトリーズシステムと感心させられる。
12:15〜12:40 7F:音の歴史館
「この製品が発売された年に入社した」とか「○○さんは今年定年だ」とか「これは良い製品だった」といった会話が漏れ聞こえてきてまるで業界関係者の同窓会会場みたいな雰囲気だった。(笑)
13:10〜13:50 F5-7:ゴールドムントジャパン試聴室 Mimesis 27.8+Telos 280, Telos 350
初めて聴くゴールドムントは木目細かくS/Nの良い音でsoulutionと似た傾向があるのは同じスイス製だからなのだろうか。B&W802Diaがこんなに優しく音楽を奏でるのは初めて聴いた気がする。アンプの違いを見事に聴かせるところはさすがモニタースピーカーと言われる所以だ。
14:00〜15:05 パイオニア試聴室 AVアンプSC-LX86 山本浩司氏
試聴曲と視聴映像は以下の通り。10/07(日)に急逝されたNHKエンタープライズの小林悟朗氏を追悼して最後に「サイトウ・キネン・オーケストラ」のBDが使用された。
1)USBメモリのハイレゾ音源:リンレコードから(曲目不明)
2)NASのハイレゾ音源:ポール・マッカートニー「キス・オン・ザ・ボトム」から「手紙でも書こう」
3)WOWOWエアチェック:ポール・マッカートニー「キス・オン・ザ・ボトム」から「手紙でも書こう」を使い「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能のオフ/オン比較試聴
4)TOTO BD-ROMライヴから「アフリカ」を使い「オートフェイズコントロールプラス」機能のオフ/オン比較試聴
5)「ジョイフルノイズ」から「マン・イン・ザ・ミラー」の合唱シーン
6)「借りぐらしのアリエッティ」から「初めての台所と少年・翔の部屋」のシーン
7)「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」からチャプター05「クレムリン大爆発」のシーン
8)「サイトウ・キネン・フェスティバル2007」より「ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ」
リンのハイレゾ音源はステージ収録なのだろう。舞台の広さからコーラスの立ち位置までまるで見えるかのように聴かせてくれる。「オートフェイズコントロールプラス」の効果も分かり易い。相変わらず良いAVアンプだ。
15:10〜15:25 7F:音のサロン 「Femal Vocal(高橋真梨子・岩崎宏美)を聴く」
この部屋は人気があり常に満席だ。「Dear FriendsVI さだまさしトリビュート」が流れており岩崎宏美の声が好きなことを再認識させられた。
15:30〜16:15 F6-5:ソニー試聴室 AVアンプTA-DA5800ES
試聴曲と視聴映像は以下の通り。こちらも小林悟朗氏を偲んで小澤征爾作品が上映された。
1) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78『雨の歌』
2)192kHz/24bitハイレゾ音源(曲名失念)
3)マルチチャンネルFLAC音源(曲名失念)
4)「世界侵略:ロサンゼルス決戦」から「ガソリンスタンド爆破」のシーン
5)「NHKクラシカル 小澤征爾 ベルリン・フィル 「悲愴」 2008年ベルリン公演」よりチャイコフスキー作曲「交響曲第6番 悲愴」
音質に注力したハブをAVアンプが内蔵している利点を力説していた。今年の5800はLX86に負けず劣らず良い音だと感じた。それだけに金メッキ端子でないことが残念だ。
16:30〜16:55 F6-5:ソニー試聴室 VPL-VW1000ES
視聴映像は以下の通り。
1)「ドラゴン・タトゥーの女」からオープニング
2)「ツーリスト」から「パーティの群集」シーンを使い「リアリティクリエーション」機能のオン/オフで効果を確認
3)3D「世界遺産」から「古都京都」
日本での168万円という価格は破格の値付けとのこと。4Kの解像度を生かす「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズを新規開発したので発売が遅くなったと語っていた。久しぶりにVW1000ESを観たが完成度が上がった様で以前より3Dが明るく精細に見えた。
17:10〜17:20 B2-15:ソニーブース ヘッドマウントディスプレイHMZ-T2
ヘッドバンドが無いHMZ-T2が2台展示してあった。CEATEC JAPAN 2012では70分待ちの行列が出来ていたが、ここでは待ち時間0だったので「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2」を見せてもらった。
なるほど明るく鮮明な3D映像は目に優しく魅力的だ。映像が目の前に広がり没入感は恐ろしく高い。ただ画角が標準的なので大画面という気がしないのが意外だった。映画館の中間あたりの席に座って観ている感じだ。
なおシャープは出展しておらず、パナソニックブースにはDMR-BZT9300が置いてなくガッカリだった。
17:30〜18:10 F5-5:サエクコマース試聴室 「アナログレコードの魅力を語る」潮晴男先生
途中入室したところ45回転LPサイズシングルレコードの比較試聴などを行っていた。
18:15〜18:30 F5-8:スペック試聴室 「リアルサウンド・アンプの魅力を語る」石原俊先生
途中入室したところミュージックDD(RSP-301.RSP-101)の比較試聴を行っていた。
18:35〜18:45 F6-2:ソニー試聴室 SS-AR1
昨年と同じ機器構成だったが満席で人気のある部屋だった。
ほんの時間調整のつもりで「音の歴史館」に入ったらつい古い機器に夢中になりイベント整理券をもらい損ねてしまった。これでイベント梯子予定に狂いが生じてしまいちょっと不満が出る結果となった。(苦笑)
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