高知競馬を走るハルウララは名馬の血を引くが体格は小柄で気が弱い。それが災いして96連敗を続けているが一生懸命走る姿から人気を集めグッズ販売が好調で全国のファンからニンジンが送られてくる。99戦目は上位に入賞したが記念すべき100戦目は大勢のファンに応援されていたのに結果は下位から2番目だった…というドキュメンタリーだ。
懸命に走っても成果が出せないハルウララに単身赴任の営業職のお父さんや癌治療中の女性が自分の姿を重ね合わせ応援して元気をもらっていると言う。人間年を取ると涙腺が緩くなると言われるが、こんな話を聞かされると走るハルウララを見ているだけで目頭が熱くなってしまう。
ハルウララは『ウマ娘』のキャラクターとして名前は知っていたし、実装時期が早かったので人気馬だろうと思っていたが、まさか勝てなくて人気とは意外だった。
「当たらない」から尻尾の毛を入れて交通安全のお守りとして売れば人気とか言う話は、クリティカルシンキングを使えば人間が勝手にこじつけて思っているだけと分かるが、これで競走馬が大切にされて生きて行けるのなら幸せで良いことだろう。
このドキュメントを見たら『ウマ娘』でハルウララのストーリーがどう描かれているのか気になりプレイし育成したくなる。きっと往年のファンは現実では叶わなかった優勝をさせてあげようと頑張って育成していることだろう。
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