音楽と映像の日々

DMR-BZT9600のHDDの空きを作ろうと標準DRで昔録画したアニメを観て消そうとせっせと消化していたら2014年頃放送されていたCMの中に気になるものがあった。

それはキャッシングローン比較サイト“なびなび”だ。豚の貯金箱を叩いて壊すと小銭が飛び散る映像がなかなか刺激的だが、それより「賢い貴方の…」というナレーションが気になる。偏見かもしれないが私はこれを聞くたび、「賢い人は支払う利息金額を計算してキャッシング・カードローン利用を踏みと止まるだろ」とどうしてもツッコミを入れたくなる。

参考：多重債務とは？多重債務に陥るメカニズムと解決方法を解説
　https://www.aegislo.com/saimu/repayment/6412/　

このCMを思い出したのは最近ラジオで放送されている司法書士法人〇〇事務所の「過払い金請求手続き」のシリーズCMだ。この手のCMは「請求には時効がある」と言いながら各事務所がずーっとテレビやラジオでCMしているなあと思って聞いていた。

どの司法書士法人で行っても手続きは同じだからCM内容も代わり映えせず事務的なナレーションは記憶に残らないものだが、そのことに気付いたクライアントが現状を打破しようとかなりフランクなCMを打ち出してきた。

参考：ルー大柴さんの名言・格言 一覧リスト
　https://iso-labo.com/labo/words_of_lou-Oshiba.html　

ルー大柴さんを起用し「寝耳にウォーター」「藪からスティック」「トゥギャザーしようぜ！」とルー語を多用しているCMは印象に残るものの、初めて聞いた時には返金請求事務が軽く思えて本当にこの〇〇事務所を信用して大丈夫なのかと思ってしまった。

2週間ごとにナレーションは変更され徐々にルー語は減り少しは真面目に聞こえる様になったがノリの良さは変わらず若年層に向けのCMみたいだ。

関係ない私でも攻めたCMだなあと関心を持つくらいだから話題性に関しては成功したと言えるのだろう。実際このCMを聞いて〇〇事務所に電話した人はいるのか以前のCMとの対比で効果のほどを知りたいくらいだ。