それはビクターBD-REを焼き終わり内容を確認している時に気付いた。録画番組にノイズが入りまともに見られないのだ。それはちょうど大雨でBS放送の受信レベルが下がりブロックノイズが入った様な現象だ。急いでHDDに録画してあるもとの番組を見てみたがまったく問題ない。
ということはBD-REの不良なのか?7/8(日)に書いた通り1度全部BW930でフォーマットしているのにこんな現象が発生するのでは安心して使えない。仕方なくもう1度焼き直そうと別の1枚をBWT3100のトレイに乗せて念の為に再フォーマットしてみた。
「フォーマットできませんでした。ディスクに汚れや傷のある可能性があります。ディスクの信号面をご確認ください。」
BW930ではフォーマット出来るのにBWT3100では出来ないディスクがある。これは初めての現象だ。原因が製造工程にあれば1つ不良品があれば同じロットに複数の不良品が混在する可能性は高い。こうなると残り14枚をBWT3100で再フォーマットして選別する必要がある。1枚で済むとは思っていなかっただけに結果20枚中9枚が不良ディスクと判明しても驚かなかった。あえて文句を言えば何故検査で見つけられなかったのか?という点だ。
ただこれだけだとBWT3100のドライブ不調とか相性の問題かもしれない。再度BW930でフォーマットしたところ75%以降の処理が遅くなるものの一見問題なく終了した。では実際に焼いたらどうなるのか。先のディスクも今回のディスクでも終わりの方、つまり外周に問題があるようだ。つまりほぼ25GB近く焼かないとテストにならない。そんな丁度良い番組組み合わせがあったらさっさと焼いて消してしまうのでなかなかテスト候補番組が見つからない。
探していたら「佐野元春のザ・ソングライターズ シーズン3」がまるまる残っていたので7回分[残量 0:07(DR)]まで焼いてみた。再生してみると6回目までは問題なし。7回目も冒頭は問題なかったが途中からノイズが入り始めまともに再生出来なくなった。これで「フォーマット不可」イコール「ディスク不良」が証明出来た。
そういえばLL750/F26Bもブルーレイドライブ搭載なので試してみた。「Windowsはフォーマットを完了できませんでした。」とはじかれた。またBWT3100で焼いた不良ディスクを再生したところ同じ様に外周に記録された番組はまともに再生出来なかった。ごれで再現テストは万全だ。
今回はダビング10放送番組だったので焼いた時間と電気代がもったいないだけで済んだが、これがコピーワンスだったら凹むところだった。古いBDレコーダーではフォーマット出来てしまう上にディスク1枚ほぼ丸々使用しないと不良と分からないのは性質が悪い。今後はBWT3100にフォーマットを任せて不良品の有無を先に選別した上に、今まで通り焼き終わったら早送りで内容を確認してトラブルの有無を見過ごさないようにしたいと思う。
ビクターは値段が安い上にトラブルも無く気に入っていただけに残念だ。交換手続きは面倒だが「仏の顔も三度まで」と言うから今しばらく使ってみよう。
【関連リンク】
『最新のBD-R製品が造られていく工程』
http://www.discfan.jp/technology/02.html
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