そう言えば去年もパイオニア・ヨーロッパが先に発表していたと思い出し検索してみれば1ヶ月以上前の5月3日にSC-LX86, SC-LX76,SC-LX56, SC-2022を発表していた。(汗) 欧州ではSC-LX56とSC-2022が7月、SC-LX86とSC-LX76が8月発売とのことだ。
早速ハイエンドモデルSC-LX86の特徴を英文から拾ってみた。現行のSC-LX85からの強化点は以下の通り(のよう)だ。
1) Auto Phase Control Plus(オートフェイズコントロールプラス)
2) Virtual Speaker Modes newly adding “virtual wide”(「バーチャルワイド」追加。バーチャルサラウンドバック、バーチャルハイト、バーチャルワイド同時動作で最大仮想11.2ch音場)
3) 4K pass through(4K映像信号パススルー)
4) The iControlAV2012 app.(iOS端末用iControlAV2012対応)
5) The Pioneer AS-WL300 Wireless LAN converter ships(欧州は無線LANコンバーター同梱)
6) Made for iPad, iPhone and iPod(付属専用USBケーブルで音声信号デジタル伝送可能)
7) MHL-compatible devices connectivity(モバイル・ハイディフィニション・リンク端子装備と専用ケーブル付属でAndroid OS端末の接続に対応)
8) Built-in USB-DAC for easy PC connection - The flagship SC-LX86 integrates an asynchronous USB-DAC, allowing direct USB connection with a PC 4 and supporting 192 kHz/32 bit music file content.(アシンクロナス転送USB-DAC機能内蔵)
LX56との機能面での差はUSB-DAC以外では次の5項目しか無さそうだ。
1)フルバンドフェイズコントロール/フロントアライン
2)ジッターリダクションプラス
3)電波式(RF)リモコン付属
4)7.1chマルチチャンネル入力端子
5)パワーアンプ出力
パワーアンプの部品を共用しているとのことだが、写真から「クラス最適化ブロック」の電源部のコスト差が見て取れるので音質的な差は結構ありそうだ。この価格性能比の高さを考慮すると2012年もパイオニアのAVアンプの人気と評価は高まりそうだ。
日本発売は10月頃になるのだろうか?ハード開発よりソフト開発とその接続対応テストが大変そうで想像しただけでちょっとめまいがした。(冷汗)
10万円台のモデルにまで採用出来るほどコスト競争力を向上させたと言うことは、もしかしてSC-LX90のアップグレードが現実的な価格で可能になるのではないか、と一度は諦めた夢なのにまた一縷の望みを掛けたくなってしまう。(苦笑)
【関連リンク】
『Class D「ダイレクト エナジー HDアンプ」搭載AVアンプ2機種を発売』
http://pioneer.jp/press/2012/0613-1.html
http://pioneer.jp/components/avamp/spec.pdf
『New Pioneer high-end AV receivers with CLASS D amplification』
http://www.pioneer.eu/eur/newsroom/news/Top-of-the-line-AV-receivers/index.html
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