2020年はコロナ禍で多くの企業が売上減少に苦しめられている。それは鉄道会社も同様で、平日は休業やリモートワーク実施で通勤客が、休日は旅行客が減少してJRを筆頭に何社も赤字となった。
参考:JR3社が大赤字、コロナ禍と事業構造が原因に 経営規模の縮小はできるのか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20200804-00191415/
私が通勤で利用している東武鉄道も同様で、少しでも売り上げを出そうと20/09/07(月)から10/06(火)まで、対象の特急料金半額キャンペーンを実施していた。空車のまま走らせるくらいなら客を乗せて少しでも売り上げを立てたいということだ。
参考:通勤もおでかけもおトクに!「特急料金50%OFFキャンペーン」を開催!
https://www.tobu.co.jp/odekake/campaign/6/
9月の間、朝の通勤電車のアナウンスでキャンペーンの告知があり、「ゆったりと座り快適に通勤しましょう」と特急の魅力を訴えていた。
その直後に厚生労働省からのお知らせの「感染症防止のお願い」として換気やマスクの着用からリモートワークの実施、時差通勤の勧めといったアナウンスも流れてくる。
これを聞く度に「通勤時間帯でも特急車両でゆったり通勤」と言った直後に「時差通勤のススメ」とは「いったいどの時間帯で通勤すれば良いのやら」と心の中でツッコミを入れていた。
快適に通勤と言えば20/06/06(土)から東武線・東京メトロ日比谷線相互直通の「THライナー(座席指定制列車)」の運行が開始されている。先日いつも通り各駅停車でポータルのリチャージをしながら帰ったところ、せんげん台駅でTHライナーの通過待ちとなった。
20時過ぎだったが、1両に乗客は2,3人しかおらずガラガラだった。せっかくの新造車両70090型もコロナ禍で期待していたほど利用客はいないのではないだろうか。
設備投資した直後にコロナ禍と言う不運を嘆いていられないのだから経営者は大変だ。
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