正直言ってショッキングな内容に気分が滅入ったこともあり2回も観る気は起きなかったが、前売りムビチケを購入済みで勿体無いから行くことにした。2週目の入場者特典は「ナナチとミーティのミニ色紙」だったが、4週目は「ボンドルドとプルシュカの付箋」だった。
2/14(金)は仕事を予定通り終え定時で退社した。そのまま最寄りのTOHOシネマズへ向かい18:20に到着することが出来た。前回はムビチケのQRコードのスクラッチを削り忘れていてその場で1円玉を使い削るのが面倒だった。
今回は出発前に100円玉でしっかり削っておいたら発券機がQRコードを読み取れず売店で発行してもらう羽目になった。どうやら硬貨のギザギザでQRコードをまで削ってしまったようだ。(^_^;;
3週間前とは異なる部屋は100席強のスクリーンで4週目は20席弱しか埋まっていなかった。初回はストーリーを追いかけるのに精いっぱいだったが2度目となると余裕を持って細部まで楽しむことが出来た。
本編前に『マルルクちゃんの日常』という5分弱の短編アニメが上映される。4週目は「おもいで」というタイトルでマルルクがオーゼンに引き取られることなったエピソードを描く。本編同様の残酷な描写があり、本編鑑賞の覚悟を決める気分になる良い前菜内容だ。実際人間が怪物に食べられてしまう話だし…。(^_^;;
1週間の仕事疲れもあり2度目だと眠くなるかもと心配したのは杞憂に終わり、105分間しっかり観賞した。残酷な描写もじっくり観ることが出来て、2度目で既に慣れてしまっている自分が怖くなる。
最初の印象ではリコはレグの腕のこととプルシュカの最期に泣き叫んでばかりいた様に思っていたが、実際はその時間が短く、自分の感情で補正が掛かっていたことに気付かされた。
1本の映画作品として上手くまとまっていると感心する出来だが、綺麗にまとまっているだけにだけにプルシュカの最期には納得いかない。美談に描いているが、例えば宗教に洗脳された子供が敵を粛正する為自爆させられ、それを教祖が「神の祝福」と語る様な恐ろしさを感じた。
敵であるボンドルドの怖さは感情が無いところだが、これは遺物で精神のコピーを行っていくうちに人間的な感情が失われ純粋にアビスの秘密を解明する目的の為だけに行動するようになったのだろうと推測する。名づけのセンスからもオリジナルは優しく人間的だったのかもしれない。だから自ら白笛の材料となったのだろう。
ボンドルドの不死性をどこかで見た気がしたが、『Re:ゼロから始める異世界生活』の魔女教徒ペテルギウスと似た性質のものだった。
リコはレグのことを遺物のロボットと思っているが、今回の映画でその正体はアビスの底の住人がアビスの呪いを避け活動する為の自我を持つVRロボットなのかもしれないと思えてきた。さて原作ではいつその秘密は明らかになるのだろうか。
ナナチがボンドルドの助手としてしたことに後悔して、手術室でリコに告白するシーンがあったが、2回見るとこれはリコの許しを期待した説明台詞だなぁと思った。罪の重さを感じていたら、こんなに饒舌になるだろうか?
「To be continued」と終わり、今から続編の公開が楽しみだ。また1回目はBDが発売されても購入するか迷う気分だったが、2回目を観終えて『深き魂の黎明』のパッケージソフトの発売も楽しみになった。早く自宅でナナチの活躍を観てみたい。
全6種類トレーディング仕様の原画クリアファイルを2枚買って来て開封したらリコとレグだった。コンプリート期待値を計算するサイトによるとコンプは14.7回とのことだから1人で税込400円のクリアファイルを揃えようとすると6,000円掛かる訳だ。記念だから2種類で納得しよう。
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