このシーンには忘れられない思い出がある。それは一昨年2010年11月21日(日)〜23日(火・祝)に開催された「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2010」(音展)の富士ソフトアキバプラザ会場 F5-7 株式会社 タイムロード・ブースでの出来事だ。
麻倉怜士先生お薦めのBDソフトを使い1時間たっぷりMKサウンドの魅力が楽しめる講演なので参加した。
1年3ヶ月前のことなので記憶に曖昧な点はあるが、機器構成はスピーカーMK Sound MK950 THX Select2 Systemの5.1ch、AVアンプはONKYOのTX-NA808クラス、BDプレーヤーはパナソニックDMP-BDT900だったと思う。
視聴ソフトで記憶に残っているのは以下の2本。
1)サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版:ブルーレイ・コレクターズBOX (数量限定生産)2010/12/03発売
麻倉先生はコレクターズBOX同梱のオルゴールまで紹介してソフトの内容を解説してくれた。3曲ほど視聴したと記憶している。少々ホワイトノイズが聞こえてやはり古い映画なので音声をリマスターしてもこの程度なのかと思ったが、後で我が家のシステムで聴いたところ、このソフトの音声レベルは低めなのでかなりの大音量にしていたためアンプの残留ノイズが聞こえていたと判明した。とても自宅では出せない音量だった訳だ。(汗)
2)ムーラン・ルージュ ブルーレイ&DVDセット (初回生産限定)2010/12/03発売
赤い部屋で花形スターのサティーン(ニコール・キッドマン)が上流階級出身で作家志望のクリスチャン(ユアン・マグレガー)に迫るシーンからの視聴となったが、この時の参加者に大柄なアメリカ人の男性がいた。2人のやり取りに彼が大笑い。
字幕を読んでいるだけでは分からない裏の意味があるのだろうか?英語の台詞にそれほど深い意味は無さそうだが?と考え込んでしまった。この視聴が終わった後に麻倉先生から「MKサウンドのCEOから皆様にご挨拶があります」と紹介されたのがこの男性だった。
「さっきまでお色気シーンでバカ笑いしていた人がCEOだって!?」
このシーンを観る度にこの時の驚きと会話の本当の面白さは何なのか気になってしまう。(笑)
最後に肝心のMK950の音質だが、さすがに映画との相性はバッチリで同じドライバーを使用したスピーカー5本の音の繋がりは良い。サラウンド用SUR95T はトライポール・スピーカーなので音の広がりも密で豊かだ。サブウーファーMX350Mk2からは歯切れの良い迫力のある低音が出て一層映画を楽しく観させてくれる。
音楽コンサート系のソフトでも高いパフォーマンスを聴かせてくれた。ホームシアター機材をイチから揃えるのであれば検討に値するスピーカーシステムだ。2chステレオ音楽再生に関しては試聴していないので未知数ではあるが期待して良いと思う。
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