上野の森美術館で18/10/05(金)から19/02/03(日)まで「フェルメール展」が開催されている。現存している35作品中8作品が展示されている大展覧会だ。白い通路を通り薄暗い展示室、フェルメール部屋に各分野で活躍する大のフェルメールファンが集まり、作品ごとに独自の解釈を語る様子を4K収録した番組だ。
参考:日曜美術館「ようこそ フェルメール部屋(ルーム)へ」
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2018-11-11/31/30172/1902782/
BT.2020の広色域でフェルメール・ブルーも濃く鮮やかで、フェルメールの細やかな色使いを見て取れる。服装の光沢と色合いから素材まで分かる様だと評するファンの言葉にも説得力がある。
4Kの解像度で絵画の隅々まで細かく描かれた17世紀オランダの市民の部屋の中が見られて、当時の生活感が伝わってくる。HDRらしいコントラストが目立つシーンは無かったが、フェルメールが描いた、窓から入ってくる柔らかなオランダの太陽光が自然に描かれていることが良く分かる。
2chステレオ音声だが美術番組なのでコメントする必要もないだろう。
4K高解像度の美術番組は絵の具のヒビまでしっかり見えてしまうのは玉に瑕だが、肉眼では見えない細かな所まで鑑賞できるのがメリットだ。(^_^)
参考:上野の森美術館 フェルメール展
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=857636
この番組を観ると実物の絵画を見たくなる。日時指定入場制チケットということで購入するのもひと手間掛かるし、「赤い帽子の娘」は18/12/20(木)までの展示と言うことで8点を一挙に見られないのが残念なところ。行ったらきっと前の人の頭越しに見ることになり、衰えた視力では本物の絵画もぼんやりとしか見え無さそうだ。(^_^;;
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