参考:『アニ玉祭 イベント 国際会議室』
http://anitamasai.jp/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%AE%A4
10:30〜11:03 第6回アニメの聖地サミットin埼玉 −第1部− 特別ゲスト 声優:並木のり子
出演は司会:柿崎俊道、北海道大学教授:山村高淑、声優:並木のり子の3名。専門学校声優課の女子学生と「リインカーネーション」というドラマを実演した。学生とは言え声量と声の演じ分けは見事で楽しくドラマを聴かせてもらった。
他に学校の生徒5名ほどいて声優課男子2名が自己紹介で共に「爆裂魔法」信仰者と告白し、『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみんの影響力はエクスプロージョン並みの破壊力と知った。(@_@)
山本教授の「声優ヒロインの系譜」という研究発表では伝説の昭和女性声優として 1)増山江威子 2)吉田理保子 3)小原乃梨子 4)池田昌子 5)島本須美 6)平野文 の6名の名前を挙げた。確かに万人が納得しそうなメンバーだ。平成の今、この6人の演じたヒロイン像をハイブリットで受け継ぐのが阿澄佳奈と語っていた。
11:05〜12:08 第6回アニメの聖地サミットin埼玉 −第2部− 特別ゲスト アニメ監督:山本裕介
出演は司会:柿崎俊道、北海道大学教授:山村高淑、TVアニメ「ヤマノススメサードシーズン」監督:山本裕介の3名。2014年7月放送のセカンドシーズンは実は2013年1月放送の第1期制作中から決まっていた。これは取材に時間がかかる上に、夏しか登山ロケ出来ないことによる社長の決断だった。
2期で終わりかと思っていたら2017年10月のOVA『ヤマノススメ おもいでプレゼント』制作から3期ヘとするすると決まった。OVAは制作時期が冬だったので登山取材が出来ず街中の話となった。ここなが飯能市内を散歩する話では再度現地ロケを行った。この時魚眼レンズで撮影した小道のちょっと良い風景がそのまま作品中に使われている。
監督から登山ロケハンの大変さが何度も語られたのが印象的な公演だった。
15:00〜16:10 基調講演 埼玉ゆかりのクリエーターが語る 映画「ペンギン・ハイウェイ」が出来るまで
出演は司会:柿崎俊道、キャラクターデザイン・演出:新井陽次郎、助監督:渡辺葉の3名。2人が寄居町と志木市出身ということでこの公演が企画されたと言う。
映画は119分の作品で平均6秒のカット1559本で出来ている。このカットの映像とラフ原画動画を比較して見ながら制作時の話を聞いた。制作方針として登場する動物たちはリアルに描いた。ペンギンの動きは当初サンプル映像を作り統一しようとしたが、結局そのシーンごとの対応となってしまった。ペンギンへメタモルフォーゼするシーンは漫画家兼アニメーターの女性1人がほぼ担当した、といった話が聞けた。
まだ若い二人でこういったイベントになれていないのか、声は小さく面白く話すサービス精神不足だったのは残念だった。
昨年は3時間弱濃い話を聞くことが出来て満足度は高かったが、今年は2時間強と物足りない。年々講演会が短くなっていくのが残念だ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image