スピーカースタンドCP-7EXが先に届いたので組み立てておいたのはEP.1の通り。撮影日によると2009/01/03のことだ。14kgあるが1人で組み立てても苦労することは無かった。付属品にはスパイクとスパイク受けは含まれていない。S-7EXの付属品をそのまま流用することになっている。S-1EX,S-3EXとも先の丸まったスパイクなのに何故かこのスパイクだけは鋭利でフローリングの床を傷つけないように特に注意が必要だった。
スパイク受けはS-1EX系統なのにこれまた何故かS-3EXと同様の小型タイプで乗せるのと動かすのにさせられた。父と甥っ子の両親はこの鋭利なスパイクの存在を知らなかった為、転がったスピーカーをそのまま起こしてスパイク受けを使わず動かしてしまい床の被害を悪化させた訳だ。(苦笑)
遅れて2009/01/17に届いたS-7EXは39kgあるので1人で箱から出すのも一苦労。何より気を使ったのはスピーカースタンドに乗せる時だった。うっかりキャビネットに傷を付けたら洒落にならないので40cm以上持ち上げてスタンドに着地させ最大仰角になるよう動かして行きネジ止めした。この時重心が前寄りなのは分かったがまさか倒れるとは想像していなかった。
ぎっくり腰になりながらバーベルを重しとして使っていたが、それ以外の解決方法があると教えてもらったのは「オーディオ&ホームシアター展TOKYO2010」のパイオニア試聴室だった。この時もスピーカーシステムのセンターはS-7EXだったのだがCP-7EXの前後を逆にして設置していた。
「こんな方法があったのか!」と2011年の正月にプロジェクター設置の為大きくレイアウトを変更した際にS-7EXを一度降ろして逆にして設置した。これだと仰角をより大きく取れる上に最大にしても重心は中央に残り安定して倒れることは無い。お陰で目障りなバーベルを除く事が出来た。
パイオニアとしてはスタンド正面向きで音作りをしているのだろうがセンタースピーカーはそれだけで鳴ることはないので前後逆にしたことによる音の違いは私には分からない。スパイク受けは位置調整用にS-1EX付属の物を使用してそのままだ。10/22(土)で書いたようにメタルスペンサーL+5円玉との交換を考えたが塗装が剥げるので止めた。(苦笑)
ここで10/25(火)『【追記版】パイオニア試聴室 AVアンプSC-LX85視聴』の写真を見て頂くと気付くと思うが2011年のパイオニアはS-7EXをスタンド正面向きで設置していた。そしてCP-7EXの後には重しを入れた黒い袋が見える。キャビネット右端の塗装は剥げているし倒れる危険性を把握しているらしい。
センターの音質を考慮すると付属のセンタースピーカー用ベースを使用することは絶対に考えられない。かと言ってS-7EXはラウンドエンクロージャー故に専用スピーカースタンドCP-7EXしか選択肢は無い。高さも調整出来ないし最大仰角時の安定性にも問題がある。残念ながらコストパフォーマンスは良いとは言えないだろう。
S-7EX+CP-7EXの組み合わせて使用する際は重心に注意して前後逆に設置することを検討しても良いと思う。これで震度5でも問題なかったことをご報告しておく。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image