この時期になると2年前に私を襲った悲劇を思い出す。今回はその顛末をお話したい。
2010年1月9日(土)は会社の電気設備の年次定期点検があり、立会いの為休日出勤した。昼休みに会社の建物全体が停電となりサーバーも止まったのでこれを機会に色々と力仕事をした。
1)MSKKよりWindows serverのOEMシリアルナンバーを報告するように指示がありIBMのXサーバーを引っ繰り返して14桁の番号を書きとめた。黒く大きい筐体は結構重かった。底にシールを貼るIBMのセンスは理解出来ない。(怒)
2)以前サーバーに使っていて、今は遊んでいる古い無停電装置(UPS)を電圧低下に悩んでいる事務所に移動した。1人で28kgのバッテリーを1階から2階へ運ぶのはかなりの重労働だった。
2時間で停電は終わり色々な機械の電源スイッチを入れていく。
3)納金機の電源が入らないので筐体横のリセットボタンを押す為、踏ん張って両手で持ち上げてカウンターから引き出した。
そんな中、父から会社に電話があり「幼稚園児の孫がスピーカーに寄りかかったところ前に倒れてジョイント2本が折れてフローリングの床に食い込んだので驚かないように」との話だった。S-7EX(50.4万)+CP-7EX(10.5万)のセンタースピーカーセットを襲った悲劇より39kg+14kgの物体が甥っ子の足を押しつぶさなかったことに安堵した。
さすがに肉体労働に疲れて定時に帰える。この頃から腰が重くなり違和感があった。
4)帰宅途中にスーパーに寄り米5kgを買って帰る。
家に入って早速S-7EXの被害を確認する。
1) 下ショイント2本破損
2) グリルネット下部2箇所破損
3) ナットが埋め込まれたキャビネット周囲1箇所破損
と傷物になっていたがスピーカーユニットは無事で音は問題なく出た。スピーカースタンドのスパイクの存在を知らない父と甥っ子の両親が設置しなおしたため床は傷だらけだ。被害は酷かったがこれは修繕すれば良い。
センタースピーカーの音がちょうど視聴位置の耳に届くよう仰角を最大に取ると重心がかなり前に移動して、幼稚園児がちょっと体重を掛けただけで倒れるって問題ありませんか?パイオニアさん。
これは大人だけで生活していると気付かない危険なので、重しを置こうと2階へ行って1つ4kgのダンベルを前かがみで右手に持ち、もう1つを左手に持った途端左腰に激痛が走り危うく持ったダンベルを落としそうになった。
初めてのぎっくり腰の痛みは噂通り動けなくなる程で左足に力が入らないものの何とかダンベルをスピーカースタンドに置いて、残り連休2日間はただ寝て過ごした。まったく起きるべきして起きた災難と言うのはこのことで、ある意味労災だと苦笑いするしかなかった。安静にしていたお陰で何とか火曜日からは出社出来るまで回復した。
親が損害保険に入っていたので保険金が出てグリルネット16,590円とショイント2本840円の購入代金と床修理費は負担してもらえた。だがパイオニアに確認したところキャビネットの傷の修理は行えないとのことでこの傷は残ることになった。(涙)
センタースピーカーの高さは子供が寄りかかるにはちょうど良い高さにある場合が多そうなのでお使いの方は悪戯盛りの小悪魔にご注意を。「注意一秒、けが一生」です。[2012/01/08(日)写真追加]
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image