2F/204アトモス部屋に入り浸っていたので16時閉幕まで残り30分を切ってしまった。イベントは終了していたがソニーVPL-VW515の画が見たくて18Fへ向かった
「音展2015」詳細レポートの第5回目は「15/10/18(日) 18F/183:ソニーVPL-VW515視聴」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はプロジェクター:ソニーVPL-VW515、スクリーン:(未確認)だ。
VW515のHDRとSDR映像の比較上映を行っていた。映していたのはソニーが撮影した「夜の屋台船による川下り」「夜のキャンプ場のテント」といったビデオ映像。
始めにHDRを再生し、説明員がその映像で覚えておくポイントを説明して、次に上映するSDR映像と比較する内容だ。HDR映像と言うと眩しい明るさが印象的だが、このビデオは夜の暗さと照明の明るさがまるで目で見ているような雰囲気で、どこがHDRなのかと思うほど自然だった。
続いてSDR映像を観ると全体的に明るく照明の光が届く範囲も曖昧になる。丁度デジタルスチルカメラでISOを上げて夜景を写したような感じで夜の暗さが感じられない。闇の深さを味わえるのもHDRの魅力と理解出来た内容だった。
説明員から「ハイダミナミックレンジになると夜のシーンでは光のない場所は暗くなり細部が見えなくなる。スタンダードの方が全体的に明るく見易いと言う人も多いだろう。今後HDRを活かした作品が出てくれば評価も変わる」と語った。
最後に4K&HDR『アメイジング・スパイダーマン2』を観ることが出来た。夜のNYで超人・エレクトロとスパイダーマンが対峙するシーンだったが説明員からは「SDRではまるでスパイダーマンに特別な照明が当たっているかのように明るく映っているシーンです」との解説があった。早いUHD BD版の発売を期待したい。
VW515のHDR映像の効果を理解してVW500ESユーザーとしては心穏やかではいられない。4K映像も画質が向上している様に見える。もっとも購入時に5年間の延長保証に入ったことを考慮すると、2017年冬に発売されるだろうVW515の後継機種が買替候補となるだろう。その頃にはUHD BDソフトも増えていてHDR対応でないと満足出来なくなっていそうだ。
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