10月上旬発売予定税抜28万円となっている。前モデルのCX-A5000が税抜25万円だったので3万円値上がりしている。サラウンド処理用DSPの増強に加え円安による部材の値上がりを考慮するとこの価格アップは必要だろう。
新機能は次の6点だ。
1)HDCP2.2、HDR伝送(ファームウェア更新対応予定)、4K/60p 4:4:4映像信号対応HDMI端子装備
2)Wi-Fi、Bluetoothオーディオ機能内蔵
3)Dolby AtmosとDTS:X(ファームウェア更新)対応
4)オブジェクトベースサラウンドとの掛け合わせ再生を実現した新シネマDSP HD3
5)DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit対応ネットワークオーディオ機能
6)64bitハイプレシジョンEQ採用の専用YPAO
アヴェンタージュAVプリアンプ第2世代モデルがやっと発表された。フラグシップモデルだけに2年ごとのモデルチェンジサイクルを採用するようだ。2015年はDTS:XとUHD BDの発表があり良いタイミングとなった。0.2chサブウーファー出力にもXLRバランス出力端子を採用する等CX-A5000のユーザーの要望も取り入れている。
CX-A5000からの有償アップデートは無い様だ。例えばLINNはKLIMAX DSをKLIMAX DS/2(240万円)にアップデートするのに60万円、AKURATE DSをAKURATE DS/K/2(90万円)にアップデートするのに40万円掛かる。定価28万円では前のモデルを下取りして新製品に買い替えた方がアップデート費用より安くなるというのが現実なのだろう。
RX-A3050は予想出来る範囲内の機能強化だったがCX-A5100は新シネマDSP HD3や64bit YPAOと旗艦モデルならではのセールスポイントが多い。これは音展の視聴会が楽しみだ。
【関連リンク】
『ヤマハAVプリアンプCX-A5100』
http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15082601.html
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