発表されたばかりのFOSTEX GX250を聴こうとG501フォステクス・ブースに向かうと狭いブースに設けられた席は既に全て埋まって廊下にまで人が溢れていた。さすが国内有数のスピーカー・メーカーだけに人気と注目度が高い。何とか部屋内に入り使用機器をチェックした。
遠目で型番は見えなかったがデザインから新製品スピーカーをドライブする試聴機器は以下の通りと推測した。
SA-CD PLAYER:DP-700(税込1,155,000円)
STEREO PREAMPLIFIER:C-2810(税込1,207,500円)
STEREO POWER AMPLIFIER:A-60(税込997,500円)
昨年音展2009同様アキュフェーズのハイエンド製品で固めてスピーカー性能を十二分に発揮させることを目指している。
こうして再生された音楽は溌剌と元気なもの。音像の定位が良く分解能も高い。1台税込349,650円のスピーカーからハイエンドの香りがする音が聴けることで、パフォーマンスの高さが理解出来る。このクラスになれば高価な機器をあてがってもその魅力を発揮できるものだと感心した。価格的にもパイオニアS-3EX(税込399,000円)の手強いライバルとなるスピーカーの登場だ。
GX250単体でも低音の量感は十分だが最後にサブウーファーの新製品CW250A(1台税込83,790円)を2台追加しての試聴が行われた。ところがこのサブウーファーのボリューム設定が大き過ぎて狭い部屋の壁は振るえ低音がぼわついてしまい聴くに堪えないものだった。心象は最悪の試聴となってしまった。(苦笑)
2011年現在ではモニターオーディオGold GX300(2台税込630,000円)も登場して1本30万円台のスピーカーには魅力的なモデルが揃っている。購入スピーカー選定中の人は決定まで大いに迷いそうだ。(笑)
[カテゴリ]を変更しました。(11/11/20)
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