14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第12回目は14/11/23(日) 13:30〜13:55 Room3:最新ドルビーアトモス収録ソフト先行視聴会 堀切日出晴氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はAVアンプONKYO TX-NR3030、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、プロジェクターJVC DLA-X700R、シネスコスクリーンOS 150インチ、スピーカーはKEF R900×2本、KEF R600C×1本、KEF R700×2本、KEF R50×4本、サブウーファーKEF R400B×2本によるイネーブルドスピーカーを使用した5.2.4ch構成だ。
視聴した最新ドルビーアトモス収録ソフトは下記の3枚だ。販売元が販促の為貸してくれたディスクはレーベルも印刷されていない簡素な物だった。
1) 「DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER」
2)「トランセンデンス」
3)「アイ・フランケンシュタイン」
堀切氏は「トランセンデンス」の見どころはスーパーコンピュータにインストールされた科学者ウィルの声が上から聞こえてくるシーン、屋外と屋内で空気感が変わるところ、ナノマシーンによる再生シーンと説明して上映した。この2日間で何度も見ている作品だが、本当に声がスピーカーからではなく空間から聞こえてくる感覚は新鮮で面白い。
「アイ・フランケンシュタイン」に関してはB級映画テイスト溢れるアクション作品ですと褒めていた。人造人間アダム・フランケンシュタインが悪魔の手下ガーゴイルと戦うシーンは確かに派手な音響効果と映像で思わず笑えてくる。
2本しかないので25分と短いデモだったが、最後に堀切氏から「とにかくドルビーアトモス収録ソフトを買って下さい」とお願いがあった。アトモス音声収録にコストが掛かるので売れないとソフトは増えないと言うことらしい。
3D版同梱の場合枚数が増えるので価格を上乗せ出来ると言うメリットがあるが、アトモスは後方互換性があるのでディスクの枚数を増やす必要は無い。マスタリング費用を価格に反映し辛いとなると販売量で稼ぐ必要がある。
最近では3D版BDソフトが発売されない洋画も増えてきた。もしもアトモスBDの売れ行きが伸びないと負の連鎖が始まり3D版同様の販売状況になってしまうかもしれない。(冷汗)
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