「ポタアンXPA-700トークショウ」が終わり通路沿いのNHKブースの前を通ると8K 22.2chデモを行っていたので入った。
「音展2014」詳細レポートの第6回目は「14/10/18(土) 12:00〜12:30 3F 北2 NHK 8Kスーパーハイビジョンデモ」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
8KプロジェクターはJVC DLA-SH7NLG(2号機)、スピーカーはムジークエレクトロニクガイザインME25×22本、サブウーファーBASIS 14K×2本というシステム機器を確認出来た。送り出しは大型のプロ用機材が使用されており8Kと22.2chの膨大なデータを扱う大変さを垣間見た気がした。
DLA-SH7NLGはランプ2灯内蔵、DVIケーブル4本挿しで8K信号を受け取る。リアパネルに冷却ファン2器、正面右側に放熱口3か所、正面左側に放熱口1か所ある。とにかく本体サイズは大きいしランプ2灯を冷やす為のファンが煩い。
ムーアの法則がまだ有効であれば8Kの膨大なデータ量でも2020年頃には一般消費者にも扱えるようになっているかもしれないが、ランプの明るさや発熱に関しては大きな進歩は望めないだろう。ソニーVPL-GTZ1が搭載しているレーザーダイオード光源と言った新しいデバイスが普及価格になることに期待したい。
番組は【解説・スポーツコンテンツ】で構成は以下の通り。
1)SHV解説:3分
2)W杯ハイライト:11分
3)ソチOP+女子フィギュア:3分
4)羽生結弦SP(フィギュアスケート):6分
W杯戦はハイライトと銘打っているだけにゴールシーンばかり。精細な8K映像に見入っているところに得点が入って観客の歓声が起こるととまるでスタジアムで観戦している様な疑似体験が楽しめた。確かに22.2chだと音に包まれる迫力と臨場感が味わえるものの、ドルビーアトモスを体験してしまうとチャンネル数を誇る仕様は古臭く感じてしまう。
この他【芸術コンテンツ】として
1)チャイコフスキー 交響曲第5番 第4楽章:15分
2)杉本文楽 「曽根先心中」:9分
3)バレエ ドン・キホーテ:5分
が上映されていたので是非観ようと思いつつ他のブースを回っている間に忘れてしまい、最終日は14:30最終と知らず結局観られなかった。(涙)
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