21回予定の「2013 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第11回目は「13/11/03(日) 12:00〜13:00 G607:フューレンコーディネート 小林貢氏/井上千岳氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はスピーカーPIEGA Coax120.2、プリアンプOctave JubileePreamp、パワーアンプMRE 220という機器構成で、50年前ステレオレコード登場初期に収録されたテープ音源を再生していた。
小林貢氏の試聴曲は以下の通り。ルボックスやナグラのテープデッキで録音されたテープとのことだ。
1) チャイコフスキー:交響曲第1番より「第1楽章:冬の日の幻想」
2) ラフマニノフ:交響曲 第2番
3) チャイコフスキー:くるみ割り人形/カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
4) チャイコフスキー:くるみ割り人形/デューク・エリントン
5) A列車で行こう/デューク・エリントン
ヒスノイズは気になるもののスクラッチノイズが入らない分アナログレコードより聴きやすい。周波数レンジは狭いが、ダイナミックレンジは広いので、音の芯がしっかり聴こえ演奏の熱さが十分に伝わってくる。
小林氏と交代した井上千岳氏の試聴曲は以下の通り。
1)ホルスト:組曲「惑星」/カラヤン指揮から「第4曲:木星-快楽をもたらすもの」
2)ワーグナー(曲目不明)/ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
3)ウィンナ・ワルツ(1957年収録)
4)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/カール・シューリヒト指揮
サラウンド的な音の広がりが感じられる録音もあり、オープンリールテープと言う録音媒体の基本性能の高さを認識させられる試聴会だった。
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