【操作性:5】
レンズボディに絞りリングがありF値を変更するのが楽で適度なクリック感もあり操作が心地良い。ただしバッグの中から取り出す時など意図せず動いていることがあるので、まず確認が必要だ。もう少し重くても良かったかもしれない。
フォーカスリングの動きも滑らか、AF/MFスイッチ、POWER O.I.S. ON/OFFスイッチの適切な硬さと高価なだけに操作感に配慮が感じられて撮っていて気持ち良い。
【表現力:5】
ピントの合った部分の解像感は高く、そこからスムーズにボケていき被写体に立体感を与えてくれる表現力。色彩豊かでコントラストも高くカメラ本体の性能がアップしたかと思うような写真が撮れる。自分の腕前が上った様な気持ちにさせてくれる嬉しいレンズだ。(笑)
最短撮影距離50cmまで寄れるのでマクロレンズっぽい写真も撮れるのも便利だ。
【携帯性:3】
長さ約76.8mm重さ約425gフィルター径φ67mmと大口径だけにm4/3レンズとしては大きくて重いが、撮影時には太めのレンズをしっかり支えられるので手ブレ防止に有効だ。レンズとGX1ボディで約743gになるので撮影せず首に掛けているだけだと結構重さを感じて疲れてくる。(苦笑)
大きなレンズを収めている鏡筒が金属外装なのは強度や精度から納得出来るが、レンズフードまで金属製で結構重いのは勘弁して欲しい。LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8と同じ手軽なプラスチック製にしてその分価格を下げてくれた方が私は嬉しかった。逆さ付けするとスイッチとリングがすっぽり隠れてカバーになる点は評価出来る。
レンズキャップが”LUMIX G”ロゴ入りと他のレンズと大差無いデザインなのはちょっと残念。でもXレンズの様なロゴは勘弁だ。(笑)
【機能性:5】
明るいレンズとPOWER O.I.S.で手ぶれによる失敗の無い写真撮影が可能だ。ISO感度も低めに収まるので画質的にも有利だ。AFは速く正確でストレスを感じない。最新レンズの実力を実感する。
【満足度:5】
光量が不足する場面での撮影にめっぽう強く美しい写真が残せる心強いレンズだ。明るい大口径レンズを選んでも800g未満に収まるのがマイクロフォーサーズの魅力だ。
税抜定価20万円という価格設定が納得出来る品質と画質だ。ただLEICAブランドに思い入れの無い私はXレンズシリーズなら、もう少し手が届きやすい価格になり多くのマイクロフォーサーズユーザーに使ってもらえたのにと思う。
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