はなしあいて

それはすべて完璧だから
最善の選択だから


同点の延長戦で
ホームランを打たれて
がっくりとしゃがみ込んだ投手

何が起きるかわからない場面で
思い通りにならなかった時に
がっくりした姿を
何万人以上の人たちが見ている

そんな時に
しゃがみこんだりせずに
堂々と顔色変えずに
目の前に見えることを
静かに見届けてほしいものだ

そうしたら
きっと次はもっと良くなる

いちいち
がっくりしたり
いらだったり
アクションする選手は
観ていてこっちががっくりだ

多くの人が見守る中では
自分の投球はあれでいいんだと
ひらきなおるくらいでいてほしい

喜びは大きく
おおげさにアクションすればいいが
マイナスなことは
観てて「かまってやろう」に
思えてしまってつまらんから
顔色変えずにやり過ごせばいいのにと
思う

自分自身にも
目の前に望まない現実を見せられても

は？なにそれ
ってくらいの無関心で
それはそれ　もう過ぎ去ったことで
どうでもいい
いちいち反応しない

そんなふうに意識して生きたい

�@　過去の経験を振り返ってみる

これまでの人生で、何に打ち込んでいたのか
どんなことに興味を持っていたのか
を振り返ってみる

�A　いろんなことに挑戦してみる

興味のあることに限らず
色々なことに挑戦してみることで
新しい発見があるかもしれない


�@
打ち込んでいたことなど
ない
日々の暮らしをただ生きて
達成したいことも特になかった
一時的に
何かをやってしばらくして飽きて終わり

タイプライターのタイピング
潜在意識の勉強
おしゃれすることに毎週
お金をかけていた
テレビ番組の公開放送の閲覧
歌が好きだからだけでオーディション受ける
英語の授業が好きで英語の学校に行きたかった
ネイルがきれいに仕上がると嬉しかった
ダイエットして１０キロやせた
タロットカードのいろんな絵柄を集めた
色鉛筆を見つけて塗り絵をしようかと思っただけ
ピアノに興味を持ったはいいが１日に１０分もやらない


ずっと続いてるのは
美味しいものを食べることと
映画やドラマをぼーーっと観るだけ
それすら何も観たいものもなくなってきた

�A

興味のあることが見つからないけど
そうじゃないことには
気も向かない
どこから何を始めようか
考えてることにくたびれている

楽しみにすることがどんどん
なくなっていく

なんのために生きてるのかという
絶望感に流れていく

自分のために
楽しく生きていたい

自分以外の人のことがいちいち
気になって
気になりすぎて
そんなことがどうでもよくなるために
夢中になれることがあればと
思った
自分のために
自分以外のことを気にしすぎてしまう
自分を守るために

誰かと暮らすことが生きづらいと
感じてしまう自分を
守るために