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2015年07月23日
依存症について
うつ病の発症とともに、買い物依存になった。
あとから考えると「なんでこんなものが欲しかったんだろう?」と思うようなものばかり
どうしても買い物がやめられなかった。
アルコール依存にもなった。
朝、目が覚めると同時に酒を買いに走った。
ニコチン依存と同じで朝が一番辛い。
長時間アルコールを摂取していないからだ。
苦しかった。
借金まみれになり、それでもやめられるものではない。
借金を踏み倒した。
だって返せないんだもの。
弁護士相談に行ったら「踏み倒せ」みたいなアドバイスだった。
「あなたのように失うものが何もない人ほど強いものはないのよ。
命以外に持っていくものがないでしょう?
命までとられることはないんだから。
借金は5年で時効よ。
5年過ぎる前に裁判に持ち込まれる場合もあるけど、
それでもあと5年。
10年辛抱すれば自由の身よ。
で〜んと構えていなさい。
私なんかそうよ。
物事、なるようにしかならないんだから
私はあれこれと悩んだりしないの。
だから私は鬱になんかならないの。
私の友人の弁護士さんがね、うつ病になってね、
ベッドの中でうずくまっていて、まるで胎児のようだったわ。
あなたも私のように図太くなりなさい」
ケースワーカーさんに「どうでしたか?」と尋ねられ
「払わないでほっとけだそうです」と答えると
「いや〜凄いですね〜。 踏み倒せ〜とはね」
ケースワーカーさんにもお世話になった。
ものすごく助けられた。
たっくさん不正受給をしたことを何一つ責められはしなかった。
止むに止まれぬ事情があるのだと推察してくれた。
洞察力に優れた人だった。
「どうしてもダメなときは保健師さんに相談するといい。
プロの私でさえダメなときはお世話になっています」
そうか、こんなプロの人でもお世話になってるんだ。
そう思うと急に敷居が低く感じられた。
保健師さんにいろんなことを聞いてもらい、荷が軽くなった。
ケースワーカーさん、弁護士さん、保健師さん・・・
たくさんの人たちに支えられ、アルコール依存から立ち直った。
長かった。
辛かった。
言葉で表現できないくらい・・
どんなに言葉を尽くしてもあの地獄のような苦しみを伝えることは出来ないだろう。
本人が一番辛いのに、人から散々責められた。
わかってもらえない・・・
依存症の苦しみも、うつ病の苦しみも
わかってもらえないことが苦痛を倍増させる。
傷だらけなのに、傷口に塩を、唐辛子を、人は遠慮なく擦り付けてくれる。
悲鳴をあげると甘ったれているとさらに追い討ちをかけられる。
悲鳴をあげることすら歯を食いしばって堪えなければならない。
今は何にも依存していない。
これが当たり前のことなのだが、当たり前だと思っていてはいけないと私は思う。
自分が苦しんだのは、同じ苦しみを味わっている人を癒す手となるため、
それが自分に課された使命のように思う。
あとから考えると「なんでこんなものが欲しかったんだろう?」と思うようなものばかり
どうしても買い物がやめられなかった。
アルコール依存にもなった。
朝、目が覚めると同時に酒を買いに走った。
ニコチン依存と同じで朝が一番辛い。
長時間アルコールを摂取していないからだ。
苦しかった。
借金まみれになり、それでもやめられるものではない。
借金を踏み倒した。
だって返せないんだもの。
弁護士相談に行ったら「踏み倒せ」みたいなアドバイスだった。
「あなたのように失うものが何もない人ほど強いものはないのよ。
命以外に持っていくものがないでしょう?
命までとられることはないんだから。
借金は5年で時効よ。
5年過ぎる前に裁判に持ち込まれる場合もあるけど、
それでもあと5年。
10年辛抱すれば自由の身よ。
で〜んと構えていなさい。
私なんかそうよ。
物事、なるようにしかならないんだから
私はあれこれと悩んだりしないの。
だから私は鬱になんかならないの。
私の友人の弁護士さんがね、うつ病になってね、
ベッドの中でうずくまっていて、まるで胎児のようだったわ。
あなたも私のように図太くなりなさい」
ケースワーカーさんに「どうでしたか?」と尋ねられ
「払わないでほっとけだそうです」と答えると
「いや〜凄いですね〜。 踏み倒せ〜とはね」
ケースワーカーさんにもお世話になった。
ものすごく助けられた。
たっくさん不正受給をしたことを何一つ責められはしなかった。
止むに止まれぬ事情があるのだと推察してくれた。
洞察力に優れた人だった。
「どうしてもダメなときは保健師さんに相談するといい。
プロの私でさえダメなときはお世話になっています」
そうか、こんなプロの人でもお世話になってるんだ。
そう思うと急に敷居が低く感じられた。
保健師さんにいろんなことを聞いてもらい、荷が軽くなった。
ケースワーカーさん、弁護士さん、保健師さん・・・
たくさんの人たちに支えられ、アルコール依存から立ち直った。
長かった。
辛かった。
言葉で表現できないくらい・・
どんなに言葉を尽くしてもあの地獄のような苦しみを伝えることは出来ないだろう。
本人が一番辛いのに、人から散々責められた。
わかってもらえない・・・
依存症の苦しみも、うつ病の苦しみも
わかってもらえないことが苦痛を倍増させる。
傷だらけなのに、傷口に塩を、唐辛子を、人は遠慮なく擦り付けてくれる。
悲鳴をあげると甘ったれているとさらに追い討ちをかけられる。
悲鳴をあげることすら歯を食いしばって堪えなければならない。
今は何にも依存していない。
これが当たり前のことなのだが、当たり前だと思っていてはいけないと私は思う。
自分が苦しんだのは、同じ苦しみを味わっている人を癒す手となるため、
それが自分に課された使命のように思う。