2014年02月13日
ツリウム
ツリウム (英: thulium) は原子番号69の元素。元素記号は Tm。希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。銀白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)。比重は9.32、融点は1545 °C、沸点は1947 °C。
空気中で表面がくもり、高温で燃えて Tm2O3 となる。加熱下でハロゲンと反応。水にゆっくりと溶け、熱水と反応。酸に易溶。安定な原子価は3価。存在量は少ない。
38 K(ケルビン)以下で強磁性を示す。
目次 [非表示]
1 用途
2 歴史
3 化合物
4 ツリウムの同位体
5 参考文献
用途[編集]
エルビウムと同様に、光増幅器の添加物として光ファイバーに利用される。
歴史[編集]
ペール・テオドール・クレーベが1879年にホルミウムと同時に分離して発見[1]。スカンジナビアの古名トゥーレが語源というのが有力。これは、ラテン語での最北の地を意味する。
化合物[編集]
酸化ツリウム(III) (Tm2O3)
フッ化ツリウム(III) (TmF3)
ツリウムの同位体[編集]
詳細は「ツリウムの同位体」を参照
参考文献[編集]
1.^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 講談社、1998年、292〜293頁。ISBN 4-06-257192-7。
空気中で表面がくもり、高温で燃えて Tm2O3 となる。加熱下でハロゲンと反応。水にゆっくりと溶け、熱水と反応。酸に易溶。安定な原子価は3価。存在量は少ない。
38 K(ケルビン)以下で強磁性を示す。
目次 [非表示]
1 用途
2 歴史
3 化合物
4 ツリウムの同位体
5 参考文献
用途[編集]
エルビウムと同様に、光増幅器の添加物として光ファイバーに利用される。
歴史[編集]
ペール・テオドール・クレーベが1879年にホルミウムと同時に分離して発見[1]。スカンジナビアの古名トゥーレが語源というのが有力。これは、ラテン語での最北の地を意味する。
化合物[編集]
酸化ツリウム(III) (Tm2O3)
フッ化ツリウム(III) (TmF3)
ツリウムの同位体[編集]
詳細は「ツリウムの同位体」を参照
参考文献[編集]
1.^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 講談社、1998年、292〜293頁。ISBN 4-06-257192-7。
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