アフィリエイト広告を利用しています

日曜中山〜第66回有馬記念(GT)

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

有馬記念といえば、もちろん中山内回りの芝2500m戦である。しかしこのコースは、まあひとことでいえば「トリッキー」であって、要するにヘンテコなコース設定なのだ。

ヘンテコということは、勝つだろうと思われる馬が平気で負けたり(たとえばディープインパクトやトウカイテイオー、メジロマックイーンなど)、こいつは無理だろうという組が勝ち負け(たとえばダイユウサク、未だに謎なアドマイヤモナークなど)するということであり、そうかと思えばオルフェーヴル、ナリタブライアン、シンボリルドルフら「勝って当然」という組がこれでもかの強さで圧勝することもある、ということである。

要するに、コースがヘンテコだから乗る騎手も走る馬も予想する人間も送り出す陣営も、およそまともとはいえない状況に陥りやすいレースでもあるということ。オグリキャップのようなマイラーが2回も勝ってしまうのが、中山内回り2500mなのだ。

だからといって、今年はペルシアンナイトが勝つと言っているわけではない。というか、まあ勝たんだろう。と思っていると、勝っちゃったりするレースでもあるのだ。さあ、有馬記念がどんなレースであるのか、キャリアの若いファンには十分お分かりいただけたことだろう(←いや、わからんわ!)

さて、今年は展開のカギを握りそうな2番枠パンサラッサに、大外16番タイトルホルダーがいるというのがもう早くも波乱含み。今年はあっさりおさまらないだろう。なんというか、荒れる予感がムンムンである。

多くの人が考える通り、今年はかなりスタミナ偏重のレースになりそうな気配が漂う。マイラーの出番はないだろうし、そもそもマイラーっぽい馬はペルシアンナイトくらいではあるが、ある程度スタミナに自信のある組を重視する必要はありそう。

まあ有馬記念ということで、せっかくなので今回は全頭にひとことずつコメントを添えつつ、予想していきたいと思う。コメントというか、全馬にエールを送りたい気分である。

1⃣@ ペルシアンナイト(牡7父ハービンジャー) △【不気味な伏兵】
早くも3回目の登場。こんなのおそらくこのブログくらいのものだろう。最内枠を引き当てた。有馬記念といえば内枠有利、というか、外枠が非常に不利なコース形態である。その最内枠。そこにきて、歳は食ってきたがなんだかここ数戦ずいぶん充実しているのが不気味。この2走は岩田(子)、大野が乗ってかなり強い相手にコンマ6、コンマ8差と食い下がっていた。クリスチャンマジックあるぞー・・・

1⃣A パンサラッサ(牡4父ロードカナロア) −【行くのみ】
今年はいろいろ驚くことが起こった競馬界隈だったが、前走福島記念は驚いたなぁ・・・いくらほぼ坂のない福島コースとはいえ、最終週でしょ?57秒こらこらで行って止まらんかったから驚いた。あのペース配分をうまく有馬記念仕様に挿げ替えれば残ってしまっても驚けない充実ぶり。またそういうコースですから。序盤の大逃げで他馬の戦闘意欲を喪失させることができれば一発ある。買うなら頭で買いたい馬。買わんけど。

2⃣B モズベッロ(牡5父ディープブリランテ) △【インベタに活路】
黒帽の池添は怖い。今回はけっこう上がりがかかる競馬になりそうだから、この馬の突っ込みには要警戒。何しろ腹をくくったときの池添は何をしでかすかわからんし、上がりがバタバタになろうもんなら、今年の大阪杯みたいにコントレイルを差すことだってできる。バタバタにならなくても昨年の宝塚ではオイシイ思いをさせてもらった。アッと言わせる舞台が整った。人馬ともにアッと言わせそう。

2⃣C メロディーレーン(牝5父オルフェーヴル) 重注【成長確か】
まともなら厳しい。しかしモズベッロではないが、しまいがバタバタになるような競馬になったとき、浮上の余地はある。まあふつうGTではそうならないが、実際エリザベス女王杯はそんなレースで大波乱が起こった。あのレースにメロディーレーンが出ていたら、けっこういい勝負したんじゃねえかなぁと思えてならない。とにかく小さな牝馬だけに、無事に回ってきてほしい。できればひと雨ほしいところ。

3⃣D ディープボンド(牡4父キズナ) −【しぶとい】
この馬は怖いんだよねー・・・印上は無印にせざるを得ない好メンバーだが、展開を考えるとこの馬の残り目は十分あるとは思う。ただし、この馬どちらかというと小回り向きではない。確かに阪神大賞典は内回りだったが馬群がバラけていたし、天皇賞もほぼ同じコースだったものの、あれはサバイバル戦で周りがどんどん脱落していったから残れた印象。今回は中山コースで内枠、序盤でラクな競馬をさせてもらえない気がする。

3⃣E ウインキートス(牝4父ゴールドシップ) −【はまれば】
今年地味に力をつけた印象。目黒記念はたまたま恵まれただけと思われたフシもあるが、私にはそう思えなかった。いろいろ理由はあるが、そのくらいの成長が、地味だけどみられたのは確か。ただし、この馬は気難しいところがあるなぁという印象があって、とーちゃん誰よ?と思って見てみたら、なんとゴールドシップさん・・・気難しさでは歴代に名を残す怪物だったが、そういうところが少し出てきている印象。

4⃣F クロノジェネシス(牝5父バゴ) −【大団円へ】
まずはお疲れさまでしたと言いたい。とにかく無事に回ってきてもらいたい。まあそれでよしとするレベルの馬ではないが、正直私は、もう十分頑張ったのだから、これ以上頑張らんでいいよ!という思いがどうしてもぬぐえない。同じ気持ちでオルフェーヴルの引退レースは無印にしたが、アホみたいな強さだったなぁ・・・ということで、クロノジェネシスにもそんな「大団円」を迎えることができるなら、ファンとしてうれしい。

4⃣G ユーキャンスマイル(牡6父キングカメハメハ) −【真の穴馬へ】
まあはっきり言って、どこをどうとっても好走できるファクターがない。そもそもこの馬サウスポーだし。ただね、有馬記念てこういう馬が来るレースなんですよ、特に若いファンの方々よ・・・でもユーキャンスマイルならまだわかる。私は未だにアドマイヤモナークが激走した理由がさっぱりわからんもん。コーナー6回のコース、実はこの馬向きな気がする。あなただけ左回りで回ってきなさいよ。

5⃣H ステラヴェローチェ(牡3父バゴ) −【つかみどころない】
来たな話題の3歳馬!まずはステラヴェローチェ。コーヒー屋みたいな名前の馬だなと思っていたが、正直その程度の印象しかない。春クラシックは大善戦、秋緒戦でダービー馬を破る金星を挙げ私にも馬券をプレゼントしてくれたんだわそういえば・・・であるにもかかわらず、この馬どんな馬?と聞かれてスッと答えられないタイプ。券の相性がいいから買いたいんだけど、小回り向きではないかな、と思う。

5⃣I エフフォーリア(牡3父エピファネイア) △【新王者誕生へ】
前走圧巻。ダービーの悔しさを、めちゃくちゃな弾性定数に設定したバネに託し、鞍上が大仕事をした。馬も成長した。正直、コントレイルをそこまで強いと思っていない分を差し引いても、皐月賞の時点でコントレイルよりは上でしょ?と思っているくらい、私から見ても相当強い。ただし、皐月なんて比にならくらいトリッキーなコースで消耗戦になったとすると、思わぬほころびが潜んでいそうでちょっとイヤな予感がある。

6⃣J アリストテレス(牡4父エピファネイア) △【惑星】
武騎手とのコンビは非常に魅力。アリストテレスといえばもうすっかり「気難し屋」のレッテルが貼られている。ゴールドシップみたいにそれで結果を出せば「怪物」、出さなければ「大したことなかった」の評価が下されるのは仕方がない。クセ馬ステイゴールドとの「頭脳戦」を制してラストランの劇的優勝をもたらした武豊との2度目のコンビという点で魅力大。ステイ&豊、シップ&ノリに続く名コンビ誕生?

6⃣K シャドウディーヴァ(牡5父ハーツクライ) △【リスグラ臭】
私この馬はもうデビュー間もないことからずーーーっと追いかけている。だから何度か馬券でもオイシイ思いをさせてもらっている。だから今回も買う・・・というのももちろんある。でもこの馬成長は明らかですよ。これ誰譲りの成長?そりゃもちろん父ハーツクライですね。ハーツ産駒といえばジャスタウェイやリスグラシューのように、5歳あたりから本格化しはじめる超晩成タイプで、そのタイプはみな大仕事をするんです。

7⃣L アカイイト(牝4父キズナ) ▲【前走圧巻】
もちろんね、展開に恵まれたことは認めるし、今回も恵まれなければ話にならないのも理解している。でも今回も似たような展開になりそうだからうまくできている。女王杯も内心「もしかしたらトリじゃなくてイトなんじゃね?」なんて思いがチラッとかすめ、実際少し馬券買ったんだけど、今回は後悔しないよう、厚く買いたいと思う。ただ、けっこう人気してるなぁ・・・これはちょっとイヤな傾向。

7⃣M アサマノイタズラ(牡3父ヴィクトワールピサ) −【一発秘めるが】
そしてこいつも話題の3歳勢。この馬はなかなか強いです。ただ、この馬も小回り向きではないかな、という気がする。中山で強い勝ち方したと言われてけっこう穴人気しそうな雰囲気だったが、圧巻の内容はセントライトだけで、あれは外回り。今回の内回りでこの相手では、大外回すしかないと思うけどなぁ・・・外ぶん回しで勝てるような相手ではないし、着といっても乗り難しさが先に立ちそうで・・・

8⃣N キセキ(牡7父ルーラーシップ) ◎【ラストランの奇跡を】
ついにこの日がやってきてしまった。いや大好きでしたよ。お父さんもかなりの個性派だったが、こちらも個性という意味では相当なものだった。有馬記念は好きな馬を買えばいいなんていうヤケクソのような格言もあるが、私はキセキの持つポテンシャルをうまく発揮できたとき、スタミナ偏重のレースならこの馬がまだ一番強いと思っている。名前も関係ない。純粋にこの馬を本命に推す。あとは三冠ジョッキーに託す!

8⃣O タイトルホルダー(牡3父ドゥラメンテ) ○【強い菊花賞馬再び】
メロディーレーンとは姉弟の関係。こちらはドゥラメンテ産駒なので半弟ですね。あの体で有馬記念出走にまでこぎつけたのは、姉に秘めるスタミナが最大の根拠。しかしオルフェーヴル産駒だからさすがに重厚すぎる。父がドゥラメンテに替わってそういう重苦しさが解消され、あのスピードで菊花賞を逃げ切って見せた。もちろん弟武史がうまく乗ったのもあるが、この馬は相当強い。小回りなら兄和生のほうがうまい印象。


ということで、いちおう個人の見解はここに示すことができた。三連単◎○▲で決まったら・・・オッズさえ想像がつかない。そして何より、いかにもはずれそうな予想であること、もうお分かりですね?

なんでこう買いたい馬が外枠入るんだよーーーもぉーーーー!!!!

はずれるときはこんなもんです・・・などと、はずれる前提になってしまっているが、しかし初志貫徹、今回はこの予想が最終結論である!

1つ補足。
クロノジェネシスが無印な理由は、まあ中途半端な△なんてつけられる馬ではないから、というのもあるが、私はこの馬、こなしてはいるものの、坂はそんなに得意ではないと思っている。昨年は相手が弱かったから助かったところがあり、けっこうラストは危なかったですよ。

逆に府中の天皇賞ね、あれはスタートがまともならアーモンドアイに勝ってたんじゃね?と未だに思っている。まあそれはいいけど、そんな理由でクロノジェネシスは無印にさせてもらった。
もちろん無事にがんばってほしいんだけどね。

それと、アカイイトって8歳くらいのヨボヨボのばあさんだと思ってたら、まだ4歳なのね。赤井イト(92)とかそういうばあさんいそうじゃありません?まあそれはともかく、アカイイトにはたいへん失礼した。

ということで、あとは馬券を買ってひたすらレースを待つばかり!
おっと、今年はまだ1回しか当たっていないWIN5の予想もサボるわけにはいかないな・・・
   
プロフィール

ASHIGE2
リンク集
<< 2021年12月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事