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日曜阪神〜第71回農林水産省賞典阪神JF(GT)

リアアメリア(父ディープインパクト)が1強という評価が下りそうな今年の阪神JF、大外枠を引いてどうかというところだが、まあ阪神外回りマイル戦ならそこまで気にする必要はないだろう。むしろこの馬、気難しいところがある上に、少頭数の競馬しか経験してこなかったことを考えると、外枠はむしろ幸運かもしれない。

対するハーツクライ勢で人気するのはどちらだろうか。ウーマンズハートは、新潟コースの直線だけの競馬2戦の内容、そして久々という点で、正直買いづらいところ。ただ、ビュイック騎手に替わる大きなアドバンテージは看過できない。

もう1頭、こちらは2戦1勝のクラヴァシュドールだが・・・この馬の2戦目の時計は、敗れはしたが、正直開いた口がふさがらないくらいの驚愕の時計であった。同じ時計で走ることができるなら、おそらく誰もが勝つと見ているはずのリアアメリアでも、現段階ではかなわないだろう。

問題は、スローペース濃厚の明日のレースでどちらがより大きなアドバンテージを得るか。これに尽きる。勝つ可能性が高いのはリアアメリアだと思う。でも、この馬が随所に見せる気難しさを加味すると、初の多頭数で危険なのはリアアメリアのほうではないか。券から消えるとすればリアアメリアだと思う。

将来性でいえば、キズナ産駒のクリスティ、マルターズディサオや武騎手のヤマカツマーメイド(父ロードカナロア)あたりがちょっとおもしろそうだが、近年このレースは完成度の高さがモノを言うレースになってきているからなぁ・・・

完成度の高さでいえば、レシステンシア(父ダイワメジャー)ということには当然なるが、勝つまでには人馬ともワンパンチ、ツーパンチくらい足りない気がする。

まあ可能性があるとすれば、前走追い出しが遅れたクリスティかな、と思う。色が示す通りクロフネの血が濃い印象があるから、高速馬場への適性は高そうではあるものの、走りは明らかな「パワータイプ」なんだよなぁ・・・

◎ クリスティ
○ クラヴァシュドール
△ リアアメリア、ウーマンズハート、ヤマカツマーメイド、レシステンシア
重注 ルーチェデラヴィタ

なんだかみんな名前が難しいなぁ・・・
   
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