2018年01月27日
日曜京都〜第23回シルクロードS(GV)
フェブラリーSの前哨戦となるダートの根岸Sが府中のメイン。まずベストウォーリアが取り消しているので注意が必要。馬券のほうは田辺騎手のイーデンホールというゴールドアリュール産駒をちょっと狙ってみたいと考えているが、より力を注ぎたいのが京都、ハンデ戦のシルクロードステークのほう。
京都内回り芝1200m戦というだけで早くも波乱含みだが、今年はこれに輪をかけて難しい。組み合わせが難しいのはハンデ戦だから当然。しかし大きな問題となりそうなのが馬場。雪の心配もある。
内回りの1200m戦はペースが上がりにくいことで知られるが、今年は特に、内側の馬場がよろしくない。今週コース替わり(Bコース使用)があったから先週までほどインがダメということもないが、しかしそれでも内枠の馬は外に切り替えないと苦しい。
全体的に時計がかかっているから、直線がほぼ平坦であるという理由で京都に良績があって・・・という軽快なスピードタイプはむしろ厳しい予感もある。時計的に、おそらく出走18頭すべてが走破圏だろう。だから非常に難しく、おもしろいシルクロードSに今年はなりそう。
どうせまともにおさまるはずがないから、それなら多少こじつけでも振り回して一発を狙う。大外枠のナリタスターワン(父ショウナンカンプ)を買う。馬場が速い本来の京都でも1分7秒6の勝ち時計がある。スピード能力自体は低くない。それでいてダートでも勝ち鞍があるくらいだからパワーも兼ね備えている。これはたとえばレッドファルクスに見られるベストスプリンターの条件に当てはまる。
今季より幾分マシだったかもしれないが、開催日は連日台風に見舞われ深刻なダメージを負った昨年秋の連続開催の芝コース、その最終週京阪杯では56kgで1分9秒4(勝ち馬とはコンマ6秒差)、早々と手応えを無くして馬群に沈んだ。前走淀短距離Sでは福永騎手に乗り替わって57kg、超スローの競馬だったが、京阪杯のような「話にならない内容」ではなかった。
このレースを大外から追い込むのは至難の業だが今回55kgで出走、外に切り替える必要はない分、スムーズな競馬ができれば馬券になっても驚けない。頭まではどうかと思うがこの時期のハンデ戦だけに、ナリタスターワンが大波乱の立役者になってくれないだろうか・・・という期待に賭けたい。
相手は西田騎手とはすっかり名コンビとして定着した8歳馬ラインミーティア(父メイショウボーラー)の差しにも期待したい。この馬、ファインニードル(父アドマイヤムーン)と対戦経験が多く、だいたい同じような着順。ハンデも同じ57kgで、今回人気しそうなファインニードルは最内枠。こちらはまったくの人気薄だけに、狙うならこちらだろう。一度は引退して復帰してきた西田雄一郎騎手は、短距離のスペシャリストとして生きる場を自ら見出した。
アイビスSDをはじめ、新潟千直が大得意だからさぞかしスピードタイプと思われるかもしれないが、あのコースは新潟でも特殊。スピードだけでは乗り切れない。特有のパワーが必要。今季の馬場はラインミーティアに向くはず。
いろいろな距離で、いろいろな位置取りで競馬を経験しているカラクレナイ(父ローエングリン)は人気でも買いたい。理由は、「関東に拠点を移しても関西のファンに忘れられたくないですから」などという池添騎手のインタビューが思い浮かんだから。まあそれはともかく、カラクレナイ向き、池添騎手向きの大混戦ではある。
押さえも狙って56kgミッキーラブソング(父キングカメハメハ)、いつもそれほど負けていないタマモブリリアン(父ダンスインザダーク)、54kgなら人気でも上がり馬アレスバローズ(父ディープインパクト)、川田騎手とは久々のコンビとなるファインニードルの2頭はうまく外に切り替えられれば圏内。そして和田騎手に乗り替わるグレイトチャーター(父サクラバクシンオー)、57.5kgでも馬場が合いそうなニシケンモノノフ(父メイショウボーラー)あたりまで手広く押さえたい。
GT馬セイウンコウセイはここ3走思わしくない結果だが、前走の内容は多少良くなってきている印象。ただしこの馬、大柄な割に意外と斤量泣きするのでは?の懸念があり58kgは厳しいとみている。ほかにもフミノムーンやキングハートなど買いたい馬が多いが・・・とにかく超難解レースにトライするのみである。
◎ ナリタスターワン
○ ラインミーティア
▲ カラクレナイ
△ タマモブリリアン、ミッキーラブソング、アレスバローズ、ファインニードル、ニシケンモノノフ
京都内回り芝1200m戦というだけで早くも波乱含みだが、今年はこれに輪をかけて難しい。組み合わせが難しいのはハンデ戦だから当然。しかし大きな問題となりそうなのが馬場。雪の心配もある。
内回りの1200m戦はペースが上がりにくいことで知られるが、今年は特に、内側の馬場がよろしくない。今週コース替わり(Bコース使用)があったから先週までほどインがダメということもないが、しかしそれでも内枠の馬は外に切り替えないと苦しい。
全体的に時計がかかっているから、直線がほぼ平坦であるという理由で京都に良績があって・・・という軽快なスピードタイプはむしろ厳しい予感もある。時計的に、おそらく出走18頭すべてが走破圏だろう。だから非常に難しく、おもしろいシルクロードSに今年はなりそう。
どうせまともにおさまるはずがないから、それなら多少こじつけでも振り回して一発を狙う。大外枠のナリタスターワン(父ショウナンカンプ)を買う。馬場が速い本来の京都でも1分7秒6の勝ち時計がある。スピード能力自体は低くない。それでいてダートでも勝ち鞍があるくらいだからパワーも兼ね備えている。これはたとえばレッドファルクスに見られるベストスプリンターの条件に当てはまる。
今季より幾分マシだったかもしれないが、開催日は連日台風に見舞われ深刻なダメージを負った昨年秋の連続開催の芝コース、その最終週京阪杯では56kgで1分9秒4(勝ち馬とはコンマ6秒差)、早々と手応えを無くして馬群に沈んだ。前走淀短距離Sでは福永騎手に乗り替わって57kg、超スローの競馬だったが、京阪杯のような「話にならない内容」ではなかった。
このレースを大外から追い込むのは至難の業だが今回55kgで出走、外に切り替える必要はない分、スムーズな競馬ができれば馬券になっても驚けない。頭まではどうかと思うがこの時期のハンデ戦だけに、ナリタスターワンが大波乱の立役者になってくれないだろうか・・・という期待に賭けたい。
相手は西田騎手とはすっかり名コンビとして定着した8歳馬ラインミーティア(父メイショウボーラー)の差しにも期待したい。この馬、ファインニードル(父アドマイヤムーン)と対戦経験が多く、だいたい同じような着順。ハンデも同じ57kgで、今回人気しそうなファインニードルは最内枠。こちらはまったくの人気薄だけに、狙うならこちらだろう。一度は引退して復帰してきた西田雄一郎騎手は、短距離のスペシャリストとして生きる場を自ら見出した。
アイビスSDをはじめ、新潟千直が大得意だからさぞかしスピードタイプと思われるかもしれないが、あのコースは新潟でも特殊。スピードだけでは乗り切れない。特有のパワーが必要。今季の馬場はラインミーティアに向くはず。
いろいろな距離で、いろいろな位置取りで競馬を経験しているカラクレナイ(父ローエングリン)は人気でも買いたい。理由は、「関東に拠点を移しても関西のファンに忘れられたくないですから」などという池添騎手のインタビューが思い浮かんだから。まあそれはともかく、カラクレナイ向き、池添騎手向きの大混戦ではある。
押さえも狙って56kgミッキーラブソング(父キングカメハメハ)、いつもそれほど負けていないタマモブリリアン(父ダンスインザダーク)、54kgなら人気でも上がり馬アレスバローズ(父ディープインパクト)、川田騎手とは久々のコンビとなるファインニードルの2頭はうまく外に切り替えられれば圏内。そして和田騎手に乗り替わるグレイトチャーター(父サクラバクシンオー)、57.5kgでも馬場が合いそうなニシケンモノノフ(父メイショウボーラー)あたりまで手広く押さえたい。
GT馬セイウンコウセイはここ3走思わしくない結果だが、前走の内容は多少良くなってきている印象。ただしこの馬、大柄な割に意外と斤量泣きするのでは?の懸念があり58kgは厳しいとみている。ほかにもフミノムーンやキングハートなど買いたい馬が多いが・・・とにかく超難解レースにトライするのみである。
◎ ナリタスターワン
○ ラインミーティア
▲ カラクレナイ
△ タマモブリリアン、ミッキーラブソング、アレスバローズ、ファインニードル、ニシケンモノノフ
【(カテゴリなし)の最新記事】
投稿者:ASHIGE2|17:44
この記事へのコメント