しばらくアフィリエイトに没頭しておりファンブログに
書き込みができませんでした
今朝、テレビを見ていてふと思い出したことがありました。
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私が小学校の低学年の時に仲の良いH君がおりました。
校区は同じでも家は相当離れていました。
2キロメートルくらいあったでしょうか?
都会では有り得ない話ですよね。
なんせ田舎ですから人口密度も低く校区も広くおおらかです(笑)
小学生の身にしてみれば、2キロメートルは相当な距離では
なかったかと思いますが、それでもH君と仲がよかったので
私のほうからよく遊びに行きました。
H君のお母さんはたいへん優しい方で
「asagoちゃん、今日は泊まっていきんさい」と
よく言われていました。
それにH君のお母さんが作ってくれる焼きリンゴが
とても美味しくてそれを出してもらえるのがうれしくて
H君の家に行っていた大きな理由であったと思います。
私の母親が過偏食で焼きリンゴなど食べたことがなかったのです。
自分の嫌いなものは作らないタイプの人間ですから焼きリンゴなど
作らないのです
いや、正確には焼きリンゴなるものがあることも知らなかったのです。
あの頃ですから、シナモンなどが一般家庭にあったとは
思いません。 でも、美味しかったのです。
私も歳をとりダッチオーブンなどで焼きリンゴを時々
作ってみます。
材料はお金さえ払えばなんでも揃うのに
あの時作ってくれたオバさんの味とは違います。
本当は小学生の時、食べたものの味なんて記憶にある筈は
ないですよね、きっと。
あの頃のH君とオバさん、笑い声、あの家の空気、焼きリンゴの甘い香り・・・・
そんなものがあの時の味をイメージさせているのかも知れません。
だから、これから先に何回焼きリンゴを作ろうがあの味は出せないと
思います。
・ ・ ・
もう、オバさんもH君も他界してしまいました。
なぜだか、私に甘酸っぱい思い出を残した人は早世しています。
Time to say goodbye Sarah Brightman & Andrea Bocelliスゴイ歌唱力をお持ちのお二人の共演です