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2018年03月01日
よく理解して!アンチエイジングの意味
商品の広告にちょっと関心を持って!
「アンチエイジング」という言葉は、肌に衰えを感じてきた人には響きのよい言葉ですね。
アンチエイジングが可能なら、少し試してみても良いかな、と思わせてしまうのです。
化粧品の販売コーナーに立ち寄って、いろんな商品を手に取って見比べるときに、
「エイジングケア」とPRしている商品を発見。
「アンチ」の文字がないけれど、同じかな?と思案。
「アンチエイジング」と謳(うた)っているのは、医薬部外品とも書いている。
さっそくネットで調べたら、納得。
アンチエイジングとは
「アンチ」とは「〜に対抗する」とか「〜に反対する」などという意味で、
英語では「anti-」と表記されます。
あの人は「アンチ巨人」と言うと、巨人が嫌いな人のことを指します。
そこで、加齢(エイジング:aging)に対抗する商品のことは、
アンチエイジング商品なのです。
エイジングケアとは
加齢(エイジング)をケア(手入れする)ということです。
エイジング化粧品とあれば、
加齢によって傷んだお肌を手入れする化粧品ということです。
医薬部外品とは
意外と分かっているようで知らないのが「医薬部外品」の意味です。
医薬品のように劇的に治療できるものではなくて、
効能や効果が期待できる成分が入っているので、
穏やかに作用が期待できるものです。
従って、加齢に対して予防ができるということなのです。
だから、有効成分による予防を謳うことができるし、化粧品ではありません。
化粧品と医薬部外品の違い
医薬部外品は、穏やかな薬理作用が認められた成分を配合しています。
そこで、有効成分としてその成分名や効果効能を表示することができます。
化粧品は、人に対する作用は穏やかなものに限られ、
効果効能をうたっても良い項目が限られています。
そこで間接的な表現しかできません。
(効果効能を連想させるような表現をしています。)
医薬部外品と言っても「シミやシワが消える、治る」
などと劇的な効果効能を表示することは
薬事法で禁止されているのです。
「メラニン生成を抑えてシミを防ぐ」などの表現になるのです。