2015年05月22日
ジュースクレンズやファスティング(断食)ダイエットの回復食の考え方
「ゆる断食」でダイエット
ジュースクレンズダイエットとファスティングダイエット
手軽に取り組みやすい「ゆる断食」によるダイエットが、
女性の間で静かに浸透中です。
その一つが、野菜やフルーツに含まれる酵素、ミネラル、ビタミンなどの
有効成分を、壊さないように冷やして搾り取る「コールドプレス製法」で作ったジュースを飲みながら過ごす「ジュースクレンズダイエット」です。
基本的には、朝昼晩とこれを飲みながら3日間過ごします。
「ファスティングダイエット」も、一定期間食事を摂らずに断食するのです。
断食の期間や断食期間中に摂取可能なもの
(水や酵素ドリンク、野菜ジュース、野菜スープなど)
などの違いがありますが、ダイエットの考え方は、基本的には類似しています。
どちらも、摂取カロリーを制限して減らすことと、
短期間の断食(固形物を摂らない)によって消化器官を休ませ、
腸内環境をリセットさせるものです。
消化に使われるエネルギーを、デトックスや体の再生に利用し、
身体を活性化させることもできます。
「ファスティングダイエット」では、野菜や果物、
ハーブなどを発酵させて作った酵素ドリンクと水のみで断食する方法です。
「クレンズ」とは「洗浄」で、「ファスティング」とは「断食」という意味です。
ゆる断食の後のケアが大事
ゆる断食の後の回復食
ゆる断食の後半は、強い食欲が涌いてくるものです。
ダイエットが終了した後は、我慢をしてきたその反動で
今度は食欲に負けてしまいそうになります。
いくらうまく断食に成功したと言っても、自分へのご褒美などと甘く考えて、
つい食べ過ぎると三日間の努力が消えてしまいます。
回復食としては、初日はいきなり固形物ではなくて、固形物を除いたスープ類、
日本式では重湯(お粥のお米を濾過したもの)などで、薄味にします。
NYではより栄養と満足感のあるチキンやビーフの骨からとった「ブロス」や
スーパーフードを使用したスープが人気になっているとご紹介しました。
ブロス(broth)とは、スープストック(soup stock)とも呼ばれますが、
スープのベースになる「出汁」のことです。
代表的なチキンブロスでは、骨つきの鶏肉に玉ねぎ、人参、葉付きセロリ、
パセリ、ベイリーフ(月桂樹の葉)、ニンニク、タイム(ハーブ)、
黒胡椒などの材料が使用されます。
この材料以外にも、日本風に仕上げるには、ハーブの代わりに生姜や青ネギを加えたり、
さらに干し椎茸や干し海老などを使用すると中華風のチキンブロスが出来上がります。
このような多彩な「ブロス」が、断食の後の回復食として、
消化器官にあまり負担をかけないのでお勧めします。
米国では、ベジタリアンブロスとして、マッシュルームブロスやスモークベジタブルブロスなど。
さらに多彩なスープ類として、新鮮な野菜に加えてココナッツオイル、穀物類、
チアシード、ヘンププロテイン、ナッツなどを使用したユニークなフレーバーのスープが、
メイソンジャーに詰めて販売されています。
穀物を乾燥させたものに、ドライフルーツやヨーグルトを混ぜて食べる「グラノーラ」が人気です。
最近ではココナッツをトッピングしたものが、「ココグラ」として話題になっていますので、
これが回復食として活用できないか、次回にお話ししたいと思います。
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