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2014年03月26日

バイエルン相手に健闘した岡崎

ドイツブンデスリーガ第26節、マインツ(ホーム)vsバイエルン(アウェー)。

マインツはここまで12勝5分8敗、勝ち点41で5位。 4位以内に入ればチャンピオンズリーグの出場権獲得という明白な目標がありモチベーションは高い。


日本代表岡崎はこのゲームも1トップで先発。 今シーズン11ゴール1アシストと好調、前節では2ゴールを決めている。


バイエルンは23勝2分0敗、勝ち点71で1位。個人の力もチームとしての力も全く隙がない。 17連勝中で62試合連続得点中、50試合負けなしと様々な記録を塗り替えながら勝ち続けている。


2位のドルトムントは勝ち点48なので、2位以下との差が大きく広がっている。 バイエルンがこの試合に勝ち2位ドルトムントと3位シャルケが引き分け以下ならば、バイエルンの史上最速での優勝が決定する。


前半、ボールポゼッションはバイエルンだが、マインツが相手DFの裏へ抜け出すシーンも何度か見られた。


15分、岡崎が抜け出しシュートを打つが、これはオフサイドの判定。 マインツはバイエルンが相手でも恐れることなく、高い位置で積極的にボールを奪いに行った。


31分、再び岡崎がDFの裏に抜け出したが、これはキーパーが出てきて阻止された。 その後も岡崎が相手ゴール前に迫るシーンがあったものの、オフサイドの判定。 岡崎はピッチ内を走り回り、守備でも攻撃でも貢献した。


ブンデスリーガでの日本人選手のゴール数を見ると、高原の11ゴール、香川の13ゴールという記録がある。 今シーズンの残り9試合で、岡崎が香川の記録を抜く可能性は十分にある。


前半は0-0で終了した。 マインツはバイエルンを相手に粘り強く守り、攻撃でもチャンスを作ることができた。大健闘と言える内容だった。


後半、マインツは前半とは違い自陣に引いて守るようになった。 バイエルンがマインツ陣内でプレーする時間が長くなり、ポゼッションはほとんどバイエルンだった。


バイエルンのグアルディオーラ監督は、19分にミュラーに代えてゲッツェ、28分にはロッベンに代えてシャキリ、36分にはマンジュキッチに代えてピサロをピッチに送り込んだ。


37分、シュバインシュタイガーのゴールでついに均衡が破れた。


41分にはゲッツェのゴールで追加点。 このまま試合終了のホイッスルが鳴り2-0でバイエルンが勝ち、勝ち点を積み上げた。


ドルトムントとシャルケも勝ったため、バイエルンの優勝は次節以降に持ち越しとなった。


岡崎は得点こそなかったものの、随所にいいプレーを見せた。 岡崎は試合後のインタビューで「そこまで圧倒的な差があるとは思えなかった」と語った。 今シーズン好調なだけに、コメントにも自信が感じられた。


ワールドカップ本大会まで残り3ヶ月を切った。 長谷部、内田は怪我、香川、本田は不調だが、岡崎の好調は希望を与えてくれる。 ザッケローニ監督は最終的にどのような人選を行うのか、非常にたのしみである。







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