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2014年03月25日

ACミランvsラツィオ 本田先発出場

イタリアセリエA第29節、ACミランとラツィオのゲームはラツィオのホームスタジアムで行われた。

11位タイのミランは、ユベントス、ウディネーゼ、パルマに連敗し、クラブワーストタイのリーグ戦3連敗を喫した。


この試合に負けると、100年を超えるクラブの歴史の中でチーム創設以来初の4連敗となる。これ以上負けるわけにはいかない。


セードルフ監督は、前節とは大きくメンバーを変えてきた。 本田は、リーグ戦2試合ぶりに右サイドで先発。 バロテッリをベンチに置いて、1トップにパッツィーニを入れてきた。


7位のラツィオはこのところチームの調子は上向きだ。 チーム最多の7ゴールを挙げている、イタリア代表のカンドレーバが攻撃の中心だ。 右サイドからのクロスとドリブルを得意としている。


この試合、ドイツ代表のクローゼは欠場した。


前半27分、右サイドから中央に入ってきた本田がミドルシュートを放ったがこれは大きくバーの上を越えた。


38分、本田が今度はペナルティーエリア内からシュートを放ったがこれもバーの上を越えた。


43分、カカのシュートが相手DFに当たってゴールに入り、オウンゴールでミランが先制した。


前半アディショナルタイム、カカのFKに本田が頭で合わせたがこれもまたバーの上を越えてしまった。


前半は1-0で終了。 本田は3本のシュートを放ったが、いずれも決めることができなかった。 まだリーグ戦でゴールのない本田、そろそろ1本決めておきたいところだ。


後半9分、セードルフ監督は本田に代えてバロテッリを入れた。 前半にチャンスがあっただけに、ここでの交代は残念だ。やはり結果を残しておきたかった。


後半16分、ラツィオに同点ゴールが生まれた。 カンドレーバのクロスを、ゴンサレスがヘディングでコースを変えてゴール。 1-1のまま試合は終了し、両チーム勝ち点1を分け合った。


ミランの連敗はかろうじて3で止まった。


これでセードルフ監督が就任してからの成績は4勝2分4敗となった。 低迷するミランの救世主として期待されたが、思うような結果が出ていない。 去就話も出ているという。初めての監督就任で、ミランというビッグチームを率いるのは何かと大変だとは思うが。


本田も救世主としての期待が大きかったが、まだリーグ戦ノーゴール。 この試合ではチャンスがあったので、1本は決めておきたいところだった。






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