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2014年03月11日

イタリア・セリエA第27節 ACミランvsウディネーゼ 本田圭佑先発

イタリア・セリエA第27節 ACミランvsウディネーゼ 本田圭佑先発。


前節、首位を独走するユヴェントスに2-0で敗れて10位のミランと、ここ4試合勝ちのない14位ウディネーゼの試合。 この試合はウディネーゼのホーム、ウディネで行われた。


ミランはバロテッリ、カカらはベンチスタート、ニュージーランド戦から中2日の本田は右サイドで先発出場した。


日本代表のニュージーランド戦ではトップ下をやり「自分にはトップ下のDNAがある」と言うくらい、本田本人はトップ下を希望しているようだ。


ウディネーゼの中心は、FWディナターレ。セリエA得点王2回、セリエA通算184得点と、イタリアを代表するストライカーの1人だ。


前半、本田も何度かチャンスに絡んだ。しかしミランの枠をとらえたシュートは、相手の17歳という若いキーパーにことごとく止められた。 前半は0-0のまま終了した。


後半、本田はゴール前でボールに絡み、自分でシュートを打つこともできたが、パスを選択するシーンがあった。 あそこは強引にゴールを狙ってほしかった。


また攻撃だけでなく、ディフェンスで貢献するシーンも見られた。


18分、ロビーニョに代わって怪我から復帰したバロッテッリが登場。10得点とミランの選手の中では最も得点を取っている。


しかし、先制したのはウディネーゼだった。22分、エース・ディナターレの今シーズン9得点目、セリエA通算185点目のゴール。


4シーズン連続20得点以上、7シーズン連続2桁得点を記録したことのあるディナターレ、さすがというところ見てくれた。 彼は、今シーズンいっぱいでの現役引退を表明している。


ゲームの終盤はミランの選手の動きが悪くなった。試合は1-0のまま終了し、ミランはユベントス戦に続いて2連敗となった。 シュート数、ポゼッション共に上回りながら敗れた。


ミランには各国の代表選手が在籍している。多くの選手が代表チームの試合に出場し、中2日でこの試合に臨んだ。


中でも最も移動距離が長いのが本田だ。日曜日のユベントス戦の後東京へ移動し、ニュージーランド戦にフル出場。 翌日ミラノに戻り、それからまたウディネへ移動。1週間に3試合という超過密日程だ。


いくら大好きなサッカーをやっているといっても、かなり疲れるはずだ。 普通の人なら体力がもたないか、心が折れてしまうだろう。 やはり、名門チームのレギュラーを務めるような人は並の人間ではない。






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