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2014年04月09日

ACミラン本田圭佑がリーグ戦初ゴール!!

イタリアセリエA第32節、ACミラン(アウェー)vsジェノア(ホーム)。

ミランはリーグ戦2連勝中。このところ調子を上げてきた。 31節終了時点で勝ち点42で11位。


前節のキエーボ戦で浮き球の素晴らしいアシストを決めた日本代表本田圭佑は、この試合も右サイドで先発出場。 まだリーグ戦でゴールがない本田、そろそろゴールが欲しいところだ。


バロテッリは風邪気味のためベンチスタート、1トップにはパッツィーニが入った。


ジェノアは勝ち点39で13位。 残留争い中だが、この試合に勝てばほぼセリエA残留が確定する。 注目はFWのジラルディーノ、今シーズン13得点を挙げている点取り屋だ。


ジェノアはセリエAの古豪で、セリエAの初代チャンピオンになったチーム。 また日本人初のセリエAプレーヤー・キングカズこと三浦知良がプレーしたのが、このジェノアだった。


前半20分、ターラブトがドリブルで持ち込んでミドルシュート、これが決まってミランが先制した。 ターラブトのミラン加入後3得点目となるゴール。


その後は一進一退の攻防が続いた。 ジェノアの右サイド、ギリシャ代表のフェトファジティスは左利きの攻撃的な選手でテクニックがある。 ワールドカップでギリシャと対戦する日本にとっては、要注意人物となりそうだ。


前半30分過ぎからはジェノアの猛攻が続き、本田も守備に追われた。 これをなんとかしのいで、ミランが1-0とリードを保ったまま前半が終了。 前半のシュート数は、ジェノアが7本、ミランはターラブトの1本のみだった。


後半も、立ち上がりからジェノアのペースだった。 7分、ジェノアはギリシャ代表のフェトファジティスがドリブルで持ち込み強烈なミドルシュートを放ったが、キーパーが阻止した。 やはりこの選手は日本にとっては危険な選手だ。


11分、我々が待ち望んだその時がやってきた。 日本代表本田圭佑が、リーグ戦12試合目にして初ゴールを挙げた。 縦の長いパスに反応し、DFとキーパーをかわしてゴールに流し込んだ。


チームメートが本田のところに駆け寄って祝福した。 普段いかつい表情のDFメクセスの笑顔を初めて見た。セードルフ監督も笑顔だった。 本田が仲間たちから愛されていることがわかるようなシーンだった。


本田は、日本人選手として8人目のセリエAでの得点者となった。 これで2-0。


しかし、その後もジェノアの猛攻が続いた。 28分、コーナーキックの流れの中からボールがミランの選手に当たってゴールに入りオウンゴールで2-1となった。


その後もさらにジェノアのペースが続いた。本田は攻守に貢献した。


最後までジェノアの猛攻をしのいだミランが今シーズン初の3連勝を飾った。 本田がリーグ戦初のゴールを決めた、記念すべきゲームとなった。


この結果、ミランは勝ち点45となり10位に浮上。 リーグも終盤に入るが、残りの試合でどこまで順位を上げられるだろうか。




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