2013年12月18日
2013 クラブワールドカップ情報
モロッコで行われている、サッカーのクラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ。準決勝第一試合は、ヨーロッパ王者バイエルンとアジア王者広州恒大の対戦。
バイエルンは、ドイツの国内リーグで41戦無敗という圧倒的な強さを見せつけている。
今シーズンから、前バルセロナ監督のグアルディオーラ氏を監督に迎えた。グアルディオーラ監督は、バルセロナを率いて2度、この大会を制している。
広州恒大の監督は、イタリアの名将リッピ監督。ユベントスを率いてトヨタカップで優勝している。またワールドカップドイツ大会でもイタリア代表を優勝に導いた。
このゲームは、両チームの監督の采配にも注目が集まった。
バイエルンのスターティングメンバーを見ると、オランダ代表のロッベンがけがで欠場。2013年のヨーロッパ最優秀選手に選ばれたリベリーは、先発で出場。
広州恒大の南米トリオ、ムリキ、コンカ、エウケソンはワールドクラスの選手。注目だ。
ゲームは、圧倒的にバイエルンが支配した。しかし広州恒大の守備陣が粘り強く守り、なかなか得点できなかった。
先制したのは、バイエルン。40分にリベリーのゴールが決まった。ヨーロッパ最優秀選手の実力を見せつけた。
44分には、マンジュキッチが決めて2-0で前半を終えた。
前半のボール支配率は、バイエルンが70%、広州恒大は30%だった。
後半2分、ゲッツェのゴールで3-0となり、試合を決めた。
大番狂わせを期待していたが、やはり無理だった。南米トリオも何もさせてもらえなかった。
広州恒大は、前半40分まではなんとか守っていた。イタリア出身の監督だから守備はお手の物だ。しかし、あれだけ猛攻を受け続けるとさすがに耐えられなかった。40分、44分、後半2分と立て続けに得点されてしまった。
広州恒大は、ヨーロッパの普通のチームが相手なら、互角かそれ以上に戦える力は十分に持っているチーム。
しかし、バイエルン、バルセロナ、レアルマドリード、イタリアならユベントス、ミランなどはヨーロッパの中でも特別なチームだ。国内リーグで41戦で無敗とか、普通のチームではない。
やはり決勝は、ヨーロッパと南米ということになるのか?
次は、あのロナウジーニョを擁するブラジルのアトレチコミネイロが登場する。ロナウジーニョはバルセロナに所属していた時にこの大会に出場したが、その時は決勝で敗れている。何としてもクラブ世界一のタイトルを獲りたいと思っているに違いない。
相手は地元モロッコの王者ラジャ・カサブランカ。2連勝して勢いがある。大番狂わせはあるのか?
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