荒川太郎ニュース

アジアチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、柏レイソルvs広州恒大。準決勝第１戦、ホームで１−４と惨敗した柏は、最低でも４点を取らないと決勝へ進むことはできないという厳しい状況に追い込まれている。はたして奇跡を起こすことはできるのか。

しかし、立ち上がりから広州の方が優勢だった。前半16分、コーナーキックからエウケソンにゴールを決められ１−０。

後半に入っても、12分にコンカ、34分にムリキ、42分にもムリキと、相手の南米トリオに立て続けにゴールを決められ４−０とされた。柏もチャンスは作ったが、得点を決めることはできなかった。

ホーム＆アウェー方式の準決勝２試合の合計得点は１−８となり、大差をつけられて柏は敗退することとなった。広州恒大は中国勢として初のACL決勝進出を決めた。

広州恒大は豊富な資金力をバックに、南米の有力選手や中国代表選手を獲得し、ワールドカップやヨーロッパチャンピオンズリーグを制した世界的な名将であるリッピ監督を招いてチームを強化し、力をつけてきた。

一方の柏は、Jリーグ、天皇杯、ACLと、このところの過密日程のための疲れからか足が重かった。柏の敗退により、残念ながら日本のJリーグのチームはすべて姿を消すこととなった。

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